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□チャンスに打てない中軸打者石原伸晃「本日も空振り」 [週刊文春]
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20061214-01-0702.html
2006年12月14日
チャンスに打てない中軸打者石原伸晃「本日も空振り」
野球に例えるなら、得点圏にランナーがいるとなぜか打順が回ってくるのに、いつもヒットが打てない中軸打者。石原伸晃・自民党幹事長代理は、そんな政治家なのかもしれない。
最近もやることなすこと冴えない。郵政造反組の復党が決まった時は、復党反対の若手議員らに突き上げられ、党改革実行本部長として総会を緊急招集。推進派の青木幹雄・参院議員会長は冒頭に「復党歓迎」をぶってさっさと退席し、残された石原氏だけが圧倒的な批判の矢面に立たされた。「ガス抜きの場にするつもりが、サンドバッグになっちゃった」(同僚議員)。
その後の役員会に報告すると、労われるどころかベテラン幹部に「なぜ今日、集めたんだ。そんなもんは決まった後、明日にでも開けばいいんだ」と突き放された。
次の焦点は道路特定財源問題。石原氏は、党実力者の指定席・道路調査会長も務めるが、こちらでも「一般財源化反対」の猛攻にさらされた。本来は同じ改革推進派として、盟友の塩崎恭久官房長官を助けるため道路族議員をまとめなければならないが、「党は反対」と伝えるだけの役回りに。小泉改革で族の大物がそろって追いやられ、道路族のドンである古賀誠・元幹事長から「安心できる留守番役」に据えられた会長の悲哀か。
人より間違いなくポストに恵まれ、四十九歳・当選六回で、すでに重要閣僚を二つ経験。しかし、国交相時代、小泉道路改革で藤井治芳・日本道路公団総裁(当時)を解任しようと呼びつけたら、逆襲され守勢に回るなど、「お坊ちゃま」特有の打たれ弱さは抜けそうにない。
幹事長代理も、野中広務・元官房長官が実力者にのし上がるきっかけになったポストで、安倍晋三首相も一年余り前まで務めていた。「シンちゃん」「ノブちゃん」と呼び合う仲の安倍首相が、石原氏を「政治的な腕力がないのは分かっているけど、テレビ時代にはああいう政治家も必要」と特に指名したが、ご尊父・石原慎太郎東京都知事と違って、残念ながらテレビ映えする活躍にはなかなかお目にかかれない。
数年前には某巨乳タレントと浮き名を流し、日本歯科医師連盟から迂回献金を受け取るなど、政治力は今一つでもカネと女ではそれなりに活躍の様子。石原知事の三選出馬も控え、そちらは当分、慎重になさいませ。
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