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http://www.janjan.jp/government/0612/0612096177/1.php から転載。
選挙に向けての私的決意表明 2006/12/11
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僕は、昔は、犯罪を犯す人と言うのは、アウトローな人たちだと思っていた。見るからに怖そうで、一見しただけで、犯罪者と分かりそうな、言ってみれば、分かりやすい人たちというものが、犯罪を犯すのだと思っていた。
ところが最近のニュースを見ると、法を破ったり、法の目をくぐって私腹を肥やしたりして、世間を騒がせているのは、知事だったり、公務員だったり、先生だったり、時には警察官だったり、政治家だったりする。もちろん、アウトローの人たちが日本からいなくなったわけではない。でも、それ以上に、社会の模範となるべき人たちの犯罪、不祥事というものが、目に付く。それがニュースにならない日がないくらいである。
犯罪ばかりではない。国が800兆円の大赤字だと言われ、僕らの給料は上がらないにもかかわらず、負担ばかりが増えている。年金暮らしのお年寄りが年金だけでは暮らせなかったり、公共のサービスというものが、どんどんと削られつつある。安倍内閣はニートやフリーターを救済すると言っていたはずなのに、それも空手形に終わった。
格差があるのは、努力をしないからだろうか。年金暮らしのお年寄りに、どんな努力をしろと言うのか。制度が変わり、リハビリが受けられない人に、どんな努力をしろと言うのか。ニートやフリーターは、何の努力もしていないのだろうか。
そのくせ、公務員は手厚い保護を受けている。ここで公務員の厚遇ぶりを列挙しようとも思ったが、字数ばかりかさむので、やめにした。法を糾すのは、本来は政治家の仕事である。にもかかわらず、政治家でさえ、議員の特権を温存している。議員年金、高級な議員宿舎、高額な政党助成金を受けているにもかかわらず、議員たちは、まだお金が足りないと言う。それでは公務員改革どころではない。道路特定財源の一般財源化も玉虫色の体たらくである。
だが、僕らに公務員の人事権はない。公務員の横暴を止めさせる権限もない。それ以前に議員が腐っているのでは、何ができるだろう。唯一、できるのは、選挙で1票を投じることくらいである。そこで、僕は、彼らに、大きく、「国を食い物にする輩」とのレッテルを貼り、今後、「国を食い物にする輩」をのさばらせないために、選挙に臨む決意表明をした。
これは、あくまで僕の決意表明であって、他人に行動を呼びかけるものではない。僕は、これまで、選挙では、自分の主義主張に沿う候補者なり、政党なりに投票してきた。しかし、事ここに至っては、主義主張など二の次である。「国民は、愛国心(=自尊心)をくすぐれば、黙って着いて来る」と思ったら大違いで、僕は政党など無関係で、選挙に向けての3つの行動指針をここに表明する。
1、官僚出身の候補者には投票しない。
公務員改革をしようというのに、官僚出身の候補者に投票するほど、馬鹿げた行動はあるだろうか。官僚が早期に退職し、いろいろなところに天下っているのが、諸悪の根源だ。僕は、官僚出身の候補者には、今後、一切、投票しない。
2、二世議員には投票しない。
だいたい、今の政治家には、庶民の気持ちが分からない政治家が多すぎる。その原因の1つは、政治家が職業になってしまっているからではないか。代々政治家の家系で、親の地盤を受け継いで政治家になろうとする人物に、庶民の心が分かるだろうか。政治は人間ドラマではない。二世というだけの政治家には、僕は、今後は、投票しない。
3、議員特権を擁護する議員には投票しない。
議員年金を受け取る政治家には投票しない。新しい議員宿舎に引っ越した議員には、僕は投票しない。不正な政務調査費を受け取る議員にも、僕は投票しない。議員特権を擁護して、どうして官僚攻撃ができるのか。そんな議員には、僕は投票しない。
以上、3つは、あくまで僕の決意表明である。これは、人に行動を呼びかけるものでも、特定の議員を指してのものでもない。
「国を食い物にする輩」が1日も早く排除され、日本がまっとうな国になることを、心より願う。
(柴田忠)
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