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■■メールマガジン「PUBLICITY」No.1521 2006/12/08金■■
▼教育基本法の「改正案」を作った当事者たちが、悪名高きタ
ウンミーティングの「やらせ質問」に直接関与していたそうだ
。この事実を突いたのは共産党の井上哲士議員だが(11月3
0日、参院教育基本法特別委員会で質問。12月1日付「赤旗
」で報道、北村隆志記者)、この指摘を殆ど全てのマスメディ
アが無視しているところに、この国の救いがたい病理があると
見えるのだが、どうだろうか。
▼文科省に「教育基本法改正プロジェクトチーム」という部局
がある。2006年5月からこの名称なのだが、時系列で改名
の歴史をたどると、
2000年に「教育改革官室」。
2004年8月に「教育改革推進室」。
2006年5月に「教育基本法改正プロジェクトチーム」。
ま、ずーっと「改正」の屋台骨を支えてきたわけだね。
▼2003年12月、岐阜で教育改革タウンミーティングが開
かれたが、岐阜県教育委員会は次のように公言している。
「文部科学省から、当時の学校政策課長(文科省からの出向者
)に対して、質問文案が送られ」てきた、と。
この時、「教育改革官室」の上司である「生涯学習政策局長」
は銭谷真美、現・初等中等教育局長だった。大物である。
http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/nms/days/061107/images/t4/t4.jpg
あんた岐阜の一件を知らなかったのかと特別委員会で問われて
銭谷は逃げの一手。
▼もう一つ、2004年11月に、大分の別府で教育改革タウ
ンミーティングが開かれた。開催の3日前、教育改革推進室の
担当者が、次のようなメールを送っている。
「○○さま 遅くなりましたが、TM(タウンミーティング)
大分の質問案をつくりました。よろしくお願いします」
「改正案」をつくる人たちが「改正」を煽る質問をつくって、
タウンミーティングで金払って言わせてたわけだ。そりゃあツ
ボを心得た質問がつくれるわな。
▼この国ぐるみの壮大な「世論偽装」が、なぜ大問題になんな
いんだろう。どこからどうみても根本的に暴走してるんだぜ。
「文科省、自民文教族の暴走」とでも見出しが立つだろうに。
それは、問題にならないんだよ。なぜなら、まわりのみんなも
偽装しているからさ。。。これは偽装民主主義の一典型に過ぎ
ないのかも知れない。
文科省の役人たちは、どのツラさげて、民主主義とか国益とか
ほざけるのか。抜け目なく人生をなめきる天才たちの手法を知
れば、そりゃあ、民主主義を律儀に守ろうとする人間も減らあ
な。
文部科学省は教育、文化、科学、技術を掌る役所だけあって、
率先して新しい教育観、人間像を提示するわけだ。素晴らしい
教育効果ですよ。どんどん望むとおりの影響を与えてますよ。
こんな無法が通るなら、正直者に馬鹿を見させて生きた方が断
然得じゃんねえ。民主党も本気で政権を潰すつもりがないんだ
ろうな。どこからどうみても嘘八百の気違い沙汰が、そのまま
無傷で国会を通過する。馬鹿馬鹿しくってやってらんねえよ。
とはいえ、勉強すればするほど、国会って官僚ってこんなイン
チキばっかりやってきてるんだよなあ。
騒げばニュースになるかも知れない。騒がなければニュースに
ならない。誰か、「その記事自体がニュースになる」ような、
狙いすましたシュテフィ・グラフのフォアハンドのような報道
をやらないものだろうか。
freespeech21@yahoo.co.jp
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