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□飯島前首相秘書官が書いた内幕本の中身 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2827542/detail
飯島前首相秘書官が書いた内幕本の中身
小泉内閣の総理秘書官だった飯島勲氏(61)が本を出す。「小泉官邸秘録」(日本経済新聞社)で、結構、内幕が書かれている。例えば、02年の医療制度改革。小泉がフラフラする事務方に怒りを爆発、「近藤次官を掴まえろ」と指示して、電話口に近藤が出ると「こんなことだと外務省改革の次は厚労省改革だぞ」と怒鳴り上げたこと。傍にいた安倍はすっかりびびって「担当局長はしっかりやっているんですが」とオロオロしていたシーンが出てくる。
田中真紀子更迭のくだりでは外務省についてこう書いている。
「組織としての統率が極めて弱く、(中略)中には日本の外交官なのか相手国の在外事務所なのか分からないような政策判断をする輩がいたりもする。表沙汰にならない女性スキャンダルも他の省庁に比べて多い」
しかし、中でも驚くのが飯島のエラソーというか、黒幕ぶりだ。小泉のワンフレーズを考えたのも飯島、BSE問題で弱気になっている武部農水相(当時)を連日、励ましていたのも飯島、郵政民営化準備室長の人事も飯島案だったことを告白しているのだ。
前首相秘書官は自信タップリにこう語った。
「小泉政権は人事をキチンと掌握すれば、官僚機構が動くのが分かっていた。そうやって、組織をうまく活用したんです。官僚機構を動かすにはトップをきっちり押さえること。トップを押さえるには、そのOBも知っておくこと。私は3代4代前の次官から知っている。今の次官は課長時代からの付き合いだったりする。安倍首相の秘書官は違いますけれど……」
ちなみに、今後の身の振り方は65歳まで小泉事務所で秘書をやり、「そのあとは田舎に帰る」と言っていた。ホントかね……。
【2006年12月5日掲載】
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