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小泉氏が造反組復党にダメ出し
小泉純一郎前首相が、郵政民営化関連法案に反対した「造反組」の自民党復帰に“待った”をかけた。24日、武部勤前幹事長との会談で「参院選で負けるぞ」と述べ、党執行部に慎重な判断を求めた。安倍首相は復党に前向きな発言を繰り返しているが、根強い人気の小泉氏の発言は今後の党内議論に影響を与えそうだ。
「造反組」を切った張本人の小泉氏。復党問題に関しては在任期間中「後のことは新総裁に任せた方がいい」(8月8日)などと柔軟な姿勢だったが、一転、厳しい姿勢を示した。この日午後、国会内で武部氏と会談。「既得権者、郵便局の票をあてにしたら(来夏の)参院選では負けるぞ」と、慎重な対応が必要との考えを表明した。
安倍首相は午前、官邸で中川秀直幹事長と復党問題について協議。報道陣に「首相指名選挙で支持してくれた人とどう協力できるか幹事長に検討していただきたい。(復党時期は)党に任せたい」と発言していた。
安倍首相は総裁選で「私が総裁になってほとんど同じ考えを持っている人が野党にいることの方がむしろ国民にとって分かりにくいのではないか」と、復党に前向きな姿勢を示してきた。中川幹事長も16日のラジオ番組で「首相の公約に全面的に賛成するなら“安倍リーグ”に入るべき」と話した。
党執行部と造反組の間では、無所属議員12人、落選した元議員5人の計17人の一括復党案が水面下で調整中。来月19日投開票の沖縄県知事選の結果を待って結論が出る見通しとなっている。しかしこの日の小泉氏の発言は、そうした動きに“待った”をかけた格好。“刺客”議員の選挙区の調整という難問も抱えており、今後、党内での復党議論は激化しそうだ。
[ 2006年10月25日付 紙面記事 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2006/10/25/04.html
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