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民主党の顔3人を迎え 聴衆は「格差社会にNO!」 2006/10/21
http://www.janjan.jp/government/0610/0610203101/1.php
昨日(20日)12時半ごろから、小田急線本厚木駅前広場(神奈川県厚木市)で、民主党の小沢一郎代表、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長が揃って、衆院補選神奈川16区の民主党候補・後藤祐一氏の応援に来ると聞き、本厚木駅前へ取材に行った。
2週間前には盛り上がらない選挙になることが危惧されていたが、今度はどうかと思ったところ、駅前広場には12時前から人が集まり始め、20分後には聴衆が1,500人に膨れ上がった。報道陣も多数陣取るなか、3人を乗せた車が到着した。3人は応援の立候補者が演説する間、聴衆の中を15分近く歩きながら握手して回り、サービスぶりを発揮した。
驚いたことは、集まった聴衆は年金生活者や高齢者が圧倒的に多く、杖をついた女性が特に目立ったことである。簡易椅子を持ってきて、座って聞き入ってはうなずき、知らない人同士が相槌を打っては熱心に拍手を送っていた。そこに見られるのは正に「同情」同じ想いであると感じられた。
衆院補選の神奈川16区は、自民党の亀井善之氏の死去に伴う補欠選挙だ。亀井氏の息子で銀行出身、政策担当秘書を務めていた亀井善太郎氏と、民主党公認の新人候補で元通産(現・経済産業)官僚である後藤祐一氏の事実上の一騎打ちである。とはいっても、弔い合戦となる亀井陣営の優勢は揺るぎがたいと見られていた。つい1週間前には10対7くらいの比率で亀井氏有利と事情通は見ていたようだ。
しかしながら、今日の聴衆は、自然発生的に集まってきた厚木市民である。彼等の共通する憤りはひとつ、格差社会を生み出している年金や税金の負担増である。それは、鳩山幹事長の演説に対する反応にも見えた。
鳩山氏は、消費者金融の規制法案が業界寄りなのは、財務省、日銀からの業界天下りがたくさんいるためだと指摘、そのために業界に甘くなり、国民の声が聞こえなくなると訴えた。詰め掛けた聴衆から賛同のヤジが飛び、拍手が起こった。
菅氏はさらに、年金受給者への負担増や介護保険料の負担増などに言及し、ライブドアや村上ファンドの経営者たちの税負担率が格安であることを強調し、拍手を浴びていた。
小沢氏は、国民との対話の大切さを訴えたが、ここでも聴衆からの反応が大きく、居並ぶ民主党国会議員たちの方が戸惑っているように見えたほどだ。小沢さんは健康問題を取りざたされるが、そのせいか他の2人の若さと元気さを阿吽に置いて、やや控えめな感じだった。しかし、その辺りも高齢者の占める割合の多い聴衆には共感を呼んだだろう。
また、気さくな厚木の人々の話から、やはり何度か挫折に襲われたことのある後藤候補も共感を得て人気が上がっているらしい。現れない後藤候補を待っているか、なかなか聴衆が散らないのも印象的だった。
集まった人々は、リタイア組の年金生活者、中高年の女性、サラリーマン、そして、フリーターかニートなのか、茶髪にピアスの若い人たちの姿も少なからずあり、今の世相を映しこんでいるようだった。これまで、自民党の支持層は高齢者や自営業者も多かったわけだが、格差増大により弱者となりつつある層と、勝ち組の層とが支持政党を分けるようになったとき、本当の意味で、2大政党の政権交代が繰り返されるようになるかもしれない。小泉人気ボケの自民党にカツが入るか、楽しみな選挙になってきた。
(佐藤江里子)
昨今の選挙は何が起こるか分からないから面白い…♪
自民はソウカセンベイの群集を観光バスで集め、それに驚いた一般市民が野次馬的に集まるヤラセ演説でっせーーー!
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