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イラク米兵死者 再び激増
武装勢力 米中間選にらみ攻勢か
【カイロ=萩文明】イラク駐留米軍の死者数が激増している。AP通信によると、今月は十九日までに七十人に達しており、月間の死者数としては「過去最悪」の状況になる可能性が高まっている。
駐留米軍によると、十七日には道路脇に仕掛けられた爆弾などで米兵十一人が死亡。ロイター通信の集計では、米兵の死者数は七月に四十三人だったが、米軍の首都制圧作戦と武装勢力の反撃が再び激化した八月は六十五人に増加。九月は七十一人だった。
イラク戦争の開戦後、米軍にとって一カ月間の最大死者数は、中部ファルージャへ総攻撃を仕掛けた二〇〇四年十一月の百三十七人。現在のペースが続けば、この数字に近づくことになる。開戦以来の総死者数は二千七百八十四人。
来月に迫った米中間選挙ではイラク問題が争点の一つで、死者数の急増はブッシュ政権の与党共和党にとって不利。イラクの武装勢力はこれまでも、米国の内政の節目に攻撃を強化してきた経緯があり、今回もブッシュ政権に打撃を与える狙いもあるとみられる。イスラム教のラマダン(断食月)に伴う戦闘意欲の高揚も、攻撃激化の要因となっているもようだ。
一方、中部ラマディの住民が本紙に明らかにしたところでは、十八日には「イラク聖戦アルカイダ組織」の戦闘員らが、同組織などが宣言した「中部スンニ派独立国家の樹立」を支持する街頭デモを公然と実施。住民多数が祝福し、制圧作戦を続けてきた米軍の無力ぶりをあらためて示した。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20061020/mng_____kok_____004.shtml
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