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(回答先: 『アパ3物件も偽装』 藤田元社長暴露―東京新聞 投稿者 天木ファン 日時 2006 年 10 月 18 日 15:42:07)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061018i503.htm?from=main5
耐震強度偽装事件に絡み、会社の資本金を不正に多く見せかけたとして、電磁的公正証書原本不実記録などの罪に問われた民間指定確認検査機関「イーホームズ」(指定取り消し)の社長・藤田東吾被告(45)の判決公判が18日、東京地裁で開かれた。
青柳勤裁判長は「事業を早く立ち上げ、業績を上げるために、法令を逸脱することもいとわないという安易かつ身勝手な犯行で、酌量の余地はない」として懲役1年6月、執行猶予3年(求刑・懲役2年)を言い渡した。
一連の耐震強度偽装事件では元1級建築士・姉歯秀次被告(49)ら6人が起訴されたが、判決が言い渡されたのは初めて。
判決によると、藤田被告は2001年に、国土交通省から確認検査機関の指定を受けたいと考え、知り合いの司法書士などから借りた2700万円を見せ金として増資して、同社の資本金を約5000万円超に見せかけた。
判決は「増資の後、借り入れを直接返済するのではなく、別の会社を介在させるなどしており、犯行は計画的で悪質」と指摘。さらに、経理上のつじつま合わせを図る証拠隠滅工作を行っていたことも認定した。
同社は、姉歯被告が構造計算書のデータを改ざんした強度偽装物件99件中、37件の偽装を見逃した。検察側は、「今回の事件が、データ改ざんを見逃すことにつながった」と主張したが、判決は「見せ金による増資がなければ一連の問題が発生しなかったかどうかは証拠上明らかではない」と述べた。
◆「控訴するつもりはない」と藤田被告◆
判決後に会見した藤田被告は、「見せ金については罰を受ける。控訴をするつもりはない」と判決を受け入れる意向を示し、「耐震偽装と見せ金に因果関係はないと言ってくれたのがうれしい」と述べた。
また、藤田被告は、「この問題は確認検査制度の問題ではない。構造計算書が改ざんできるようになっていた制度の問題だ」と、国土交通省などを批判。「(姉歯被告らが)簡単に罪を犯せないような制度にしておけば良かったんじゃないですか」とまくし立てた。
(2006年10月18日11時27分 読売新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20061018AT1G1800S18102006.html
イーホームズ藤田被告に有罪判決・架空増資
耐震強度偽装事件に絡み、偽装を見逃した指定確認検査機関イーホームズ(東京)の架空増資をして検査機関の指定を受けたとして、電磁的公正証書原本不実記録・同供用罪に問われた同社社長、藤田東吾被告(45)の判決公判が18日、東京地裁であり、青柳勤裁判長は懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役2年)を言い渡した。一連の事件で起訴された6被告のうち判決は初めて。
青柳裁判長は「人命の安全に直結する建築確認制度の重要性にかんがみ、指定要件を厳格に定めた法の趣旨を損なった犯行で、軽視できない」と指摘。「事業の早期立ち上げには法令違反をいとわないという動機は安易で身勝手」と述べた。
一方、検察側が「元一級建築士、姉歯秀次被告(49)=公判中=が構造計算した37物件の偽装を見逃した背景には、架空増資が一因の検査態勢不備がある」と主張した点については「犯行と偽装見逃しの因果関係は明らかでない」と指摘。「量刑で考慮すべき事情とはいえない」とした。 (11:14) 日経新聞
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