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「外交カードにせず」 歴史で中国共産党部長
自民、公明両党と中国共産党による「日中与党交流協議会」が16日、都内のホテルで始まった。中国共産党の王家瑞対外連絡部長は歴史認識問題について「外交圧力をかけるカードには使わない。(提起は)恨みの継続のためではない」と言明。双方は日中首脳が先に「戦略的互恵関係」で合意したことを踏まえ、関係改善に向けて政党間交流を深めていくことで一致した。
北朝鮮の核実験実施発表を受けた対応では「危機をエスカレートさせないよう日中間の連携強化が極めて重要」であることを確認した。
王氏は「日中間には近代の不幸な歴史だけでなく2000年の歴史があり、1972年以来の友好の歴史もあるとのとらえ方をしたい」とも強調。その上で、先の戦争に関して「(日本側は)被害国民の感情に十分配慮してほしい」と求めた。
自民党の中川秀直幹事長らは「重く受け止めたい。未来志向を原則に協力を強化するのが両国の共通の利益だ」と応じた。
王氏は台湾問題に関しては「武力行使カードを声高に主張するものではない」とし、東アジアの地域協力で日中が積極的に取り組む必要性に言及しながら「米国など域外国の参加も排除しない」とも述べた。
協議会は2月に北京で開かれて以来で、今回が2回目。3回目の会合は来年中に再び北京で開催することになった。17、18両日は、中国側と財界、有識者との意見交換が中心となる。
(共同)
(2006年10月16日 21時20分)
http://www.chunichi.co.jp/flash/2006101601000806.html
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