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http://ch01544.kitaguni.tv/e302890.html
「憲法は国家の権力に対する歯止め」「自分の生き方を自分で決められることが、日本国憲法の考える幸福だ」・・・これが著者伊藤真さんの考えかただ。
http://www.1101.com/kenpou/index.html
「世界最大の軍事力を誇るアメリカですら、
同時多発テロを防げなかったのだから、
軍事力によって
日本を防衛できると考えるほうが、
はるかに非現実的、空想的」
「世界最大の軍事力を誇るアメリカですら、
同時多発テロを防げなかったのだから、
軍事力によって
日本を防衛できると考えるほうが、
はるかに非現実的、空想的」
とキッパリ反論します。
「人類の歴史は戦争の歴史。
戦うことは人間の本性だ」
という考え方に対しては、こう答えます。
「たしかに人間には戦争を好む性(さが)が
あるのかもしれません。
しかしそうだとしても、
それを批判的に受け止めて
文明を進化させることができるのも
人間の能力の1つだと私は考えます」
「人間には残虐な側面があるからこそ、
理性と知性によって戦争への欲求を抑え、
互いに共存を図ろうとします」
さらにこう続けます。
「人類はそれを目指して進歩してきたのであり、
日本国憲法はその象徴です。
人類の進歩に逆行する
改憲を行うべきではないと私は思います」
「正しい戦争」を認めるとは、「正しい暴力」が
あると認めること。
最後は暴力で解決することが正当化される社会とは、
弱い立場にある人、
少数派の立場にある人が生きにくい社会。
平和主義の理念が後退することで、
社会全体の価値観が大きく揺さぶられるのだと
話してくれました。
憲法においてもっとも重要な価値は、
「個人の尊重」です。
民主主義のもとでは、多数決原理によって
多数派の求めることが正義になります。
でも、人間には、
多数決によってもけっして奪ってはならない
自由と尊厳があります。
それを守る最後の砦が憲法です。
伊藤さんは、
「マイノリティであることの痛みを
自分のものとして感じることができなければ、
憲法の本当の価値はわからない」と言います。
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