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□３９年前に行方不明、鹿児島出身男性は「拉致濃厚」 [読売新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061013-00000004-yom-soci
３９年前に行方不明、鹿児島出身男性は「拉致濃厚」
北朝鮮による拉致の疑いがある行方不明者について調べている特定失踪者問題調査会（荒木和博代表）は１３日、１９６７年９月に東京都内で行方不明になった鹿児島県出身の印刷工、日高信夫さん（当時２２歳）について、「拉致の疑いが濃厚」と発表した。
日高さんをめぐっては今年８月、韓国在住の北朝鮮脱出住民（脱北者）が、「（日高さんに似た男性と）入院先の平壌の病院で何度も話をした。故郷は日本と語っていた」と証言しているとの情報が、調査会に寄せられていた。
今回、調査会の担当者が脱北者から直接聞き取り調査を行い、証言は信ぴょう性が高いとして「拉致濃厚」と判断した。日高さんの家族は近く、警視庁に対し、国外移送目的略取罪で刑事告発する方針。
（読売新聞） - 10月13日13時10分更新
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□拉致可能性 日高さん「平壌で94年目撃」 [南日本新聞]
http://373news.com/2000picup/2006/08/picup_20060805_6.htm
拉致可能性 日高さん「平壌で94年目撃」
韓国の脱北者が証言
北朝鮮による拉致問題を調べている特定失踪（しっそう）者問題調査会は４日、１９６７（昭和４２）年に東京都内で行方不明になり、「拉致の可能性が否定できない」としている鹿児島市出身の印刷工日高信夫さん＝当時（２２）＝について、「９４年に平壌市内の病院でよく似た人物に会った、という脱北者の証言情報を入手した」と発表した。
同会によると、証言したのは２００３年に北朝鮮を脱出した元朝鮮労働党軍事教官というソウル在住の４０代前半の男性。失踪者写真リストの、日高さんの写真を見て「まゆ毛などの身体的特徴がよく似ている」と証言したという。
証言では、日高さんに似た人物は胃を患い、エリート層が集まる平壌市内の病院に入院。同じ銘柄のたばこを吸っていることから話すようになり、３０回くらい会った。下手な朝鮮語で「平壌の印刷工場で働いている。自分の故郷は日本」と話し、印刷関係の朝鮮語や日本語の技術書をよく読んでいたという。
日高さんは都内の印刷会社で働いていたが、６７年９月ごろ、鹿児島市の家族に「新しい仕事が大阪で見つかった」と連絡。同僚が上野駅まで見送った後、行方が分からなくなった。身長約１５５センチでまゆ毛が濃く、歯にすき間があったという。
調査会は月内にも訪韓し、男性から詳しく話を聞く予定。日高さん本人と判断できる有力な情報があれば、政府に調査と救出を強く求める方針。
発表を受け、鹿児島県内の支援組織「救う会鹿児島」のメンバーは、日高さんの弟万亀男さん（５８）＝鹿児島市＝の自宅を訪問。万亀男さんは「写真など、確認の手掛かりがあればいいのだが。兄なら１日も早く救出してほしい」と話した。
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