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□安倍首相 菅直人に完敗 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2547876/detail
安倍首相 菅直人に完敗
やっぱり首相は荷が重過ぎたのじゃないか。きのう(5日)首相就任後、初めて行われた予算委員会で、安倍首相が民主党の菅直人にコテンパンにやっつけられた。歴史認識を追及されると、シドロモドロになったり、逆ギレしたり、最後は涙目になる始末だ。
「生まれ故郷の山口県宇部市から出た初の戦後生まれの首相、ぜひ頑張ってください」――冒頭、菅がこうエールを送ったが、安倍は引きつった笑いを浮かべ、礼を言う余裕もなかった。
質疑が始まると、あとは1時間、押されっぱなしだ。まず従軍慰安婦問題で旧日本軍の強制を認めた河野官房長官談話や、日本の植民地支配と侵略を明記した村山談話を「継承するのか」と追及されると、もうシドロモドロ。「政府としては……」「首相としては……」と、いつものあいまい答弁を始めた。
だが菅は「『私の内閣』ではなく『私』はどう思うかを聞いているんだ」と逃がさない。さらに「批判を恐れて持論を押し殺していないか」と揺さぶりをかける。すると、安倍は目が泳ぎだし、言葉を詰まらせ、と思ったら、突然、「何回も申し上げているように!」と大声で逆ギレである。
極め付きは、祖父・岸信介元首相が先の戦争で日米開戦詔書に署名したことの是非について。
「ま、それはそのときの判断で、祖父も大きな責任を感じていた。だから自らの命をかけて……」などと逃げたが、「岸元首相の思いを聞いてるのではない!」と一喝されると、ションボリ。「それは結果としては、政治は結果責任ですから、その時の判断は間違っていたと……」と、小さな声で大好きな祖父の間違いを認めさせられてしまった。
「目が泳いでるぞ」とヤジも飛ぶなか、結局、最後まで落ち着きを取り戻せず、涙目になる体たらく。政治評論家の有馬晴海氏が言う。
「安倍さんはまばたきばかりしてましたが、あれは相手が大物だったり、難題に向かったときのクセです。相当苦しかったのでしょうね。前日には、小泉前首相に『答弁が棒読みと批判されるんです』と泣きの電話を入れ、弱さを露呈させた。これから小沢一郎代表との党首討論も始まる。耐えられるのか心配になります」
早期退陣の4文字が見えてきそうだ。
【2006年10月6日掲載】
2006年10月09日10時00分
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