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こっそり変わっている。(花のニッパチ、心のままにU)
以下は http://www.orangeback.net/?p=60 からの転載。
2006/10/5 木曜日
経済無知
今日10/5のしんぶん赤旗の「清流濁流」は、ぜひともここに載せたておきたい。コラムだから、ネットには載らないだろうしね。知っておいて損はない。ぜひとも、知っておいてほしい内容だから、全文紹介しちゃうね。
(なお、赤太字はニッパチ)
小泉政権から安倍政権にかわっても、そのペテン師的性格はまったく変わりません。なんとかのひとつ覚えのように「改革(財政再建)なくして成長なし」と唱えていたのが、いつの間にか「成長なくして財政再建(改革)なし」に変わっています。
「成長なくして・・・」は小泉政権の「抵抗勢力」が主張していたことでした。実際、海外市場の好調で日本の景気が「回復」しはじめると、銀行の不良債権比率が低下し、税収も回復に転じました。
小泉政権の主張がまったくのデタラメに過ぎなかったことがバレてしまったのです。そのため、安倍政権は、表向きは「小泉改革の継続」などといいながら、実はこっそりと「政策転換」するしかなかったのです。
安倍政権が「成長」のために持ち出してきたのは、企業の研究開発投資関連の減税です。こうしたサプライサイド減税(供給側に対する減税)が「財政再建」につながらないことは、すでにアメリカで実証済みです。その原型は1980年代はじめのレーガン減税です。
結果は無残なものでした。減税で増えるはずの民間設備投資は減少しました。そのため財政赤字が膨らみました。
アメリカはクリントン政権の末期になってようやくサプライサイド政策の負の遺産から脱却し、財政黒字を達成しました。それを可能にしたのは、所得税の最高税率の引き上げと、法人税の最高税率の引き上げでした。軍事費など裁量的経費の歳出も削減されました。
破綻した経済「理論」にいつまでもしがみついているようでは、「経済無知」といわれてもしかたがないでしょう。
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