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□小沢代表退院も3つの大丈夫? [スポーツ報知]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2536522/detail?rd
小沢代表退院も3つの大丈夫?
民主党の小沢一郎代表(64)が5日午前、検査入院していた都内の病院を退院した。「体は大丈夫。今後、さらに一層頑張っていきたい」と健在ぶりをアピール。安倍晋三首相(52)との党首討論に意欲を示した。政治生命をかけて政権交代実現へ「最後の勝負」のスタートを切った小沢氏だが、入院中には細野豪志政調会長代理(35)の不倫スキャンダルが発覚するなど、前途はなかなか厳しい。“剛腕”代表が抱える「3つの不安」を検証した。
◆〈1〉健康問題 小沢氏はこの日夕、党役員会の冒頭で自身の入院生活に触れ「頭のてっぺんから下まで、近代的な装置で検査した。年相応に脳細胞は急激に死滅しているようだが、それはしようがないとして、その他の臓器は問題ない」とジョークを交える余裕を見せた。9月25日の臨時党大会後、体調不良を訴えて入院。翌26日の首相指名を行う衆院本会議には出席したが、再び検査と静養のため入院していた。
検査の結果、1991年に患った心臓にも異常はなく、小沢氏も「年なりに動脈硬化があるが、特に危険、心配なことはないということだった」と説明し、体調に不安がないことを強調した。
しかし、当初2、3日間とされていた入院期間は、結局10日間にも及んだ。党関係者からは「入院が長引いた理由をもっと具体的に説明しておかないと、代表の健康不安を引きずることになる」との声も出ている。
◆〈2〉衆院補選 22日投開票の衆院神奈川16区、大阪9区両補選は、安倍自民党との初対決の場となる。小沢氏は「何としても勝利し、いい結果を出して、(来年の)統一地方選、参院選につなげたい」と強調しているが、「安倍政権誕生のご祝儀相場で両区とも危ない」(鳩山由紀夫幹事長)と戦況は厳しい。
4月の衆院千葉7区補選で実証された選挙に強いという「小沢神話」が党内の求心力の源泉だっただけに、2敗すれば執行部への批判が噴出する可能性も否定できない。
小沢氏としては、安倍首相との“直接対決”を逆転の突破口としたい考えだ。補選直前の18日の党首討論開催を、強く望み、鳩山氏に対しては「(投票日まで)何度でも選挙区に入る」と語ったという。
◆〈3〉不倫スキャンダル すっかり元気を取り戻したはずの小沢氏の頭を痛めたのが、細野氏の不倫スキャンダルだ。
細野氏は、先月まで役員室長を務めるなど小沢氏の側近的存在でもあった。党内随一のイケメンぶりから「民主党若手のホープ」として今後の活躍が期待されていただけに、写真週刊誌上での“大ブレーク”は小沢氏にとっても想定外だったはずだ。
小沢氏はこの日、細野氏について「自分で考えて対応すればいい。党としてどうのこうのではない」と突き放した。補選を控えているだけに、不倫スキャンダルを“争点”にすることだけは避けたいはずだ。
これらの「3つの不安」について、政治評論家の浅川博忠氏は「新生小沢民主党は、代表の入院と、細野氏のスキャンダルで出はなをくじかれた。『選挙に強い小沢』をアピールするためにも、補選では最低1勝はしたいところだ。細野氏の問題は、今のところ国会で大きな問題にはなっていないが、補選では女性票などに響くと思う。仮に自民党が2勝すれば、安倍首相の訪中、訪韓が勝因とされる一方で、細野氏の不倫スキャンダルが敗因とされてしまうだろう」と語った。
2006年10月06日08時15分
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