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(回答先: 郵貯340兆円のゆくえについて続報:情報源についてなど。また、米国の30年債でなく40年債で200兆円分。(藤原直哉) 投稿者 heart 日時 2006 年 10 月 05 日 22:07:20)
以下、「藤原直哉のインターネット放送局」(http://naoyafujiwara.cocolog-nifty.com/ipodcasting/)の視聴者の野バラ(http://outlook.sblo.jp/article/1361738.html)という人が、藤原直哉さんに許可を得て書き起こしたというものです。部分抜粋にしました。全文はhttp://rose.eek.jp/koizumi.htmlを見てください。
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藤原直哉氏の「小泉政権の後始末」
2006-9-26藤原直哉のインターネット放送局
皆さんこんにちは。経済アナリストの藤原直哉です。この時間は「日本と世界にひと言」と題して、今の世相を見て、あれっと思うことを本音でお話ししていきたいと思います。
改めまして、こんにちは。9月26日「藤原直哉の日本と世界にひと言」。きょうの話題は「小泉政権の後始末」です。安倍政権というものが発足しましたが、だれがどう見ましても、せいぜい寿命は半年というということで、この半年間は小泉政権の後始末ということが一番忙しくなりそうです。
(略)
いずれにしましても過去10年間の時代のものすごく大きな負の遺産の整理をこれから急ピッチで進めなければならないわけであります。その一部はなんかもう週刊誌なんかに出ておりますけれども、いよいよこれから大きなスキャンダル暴きみたいなものが本格化するんだろうと思うんです。でまあ、わたしの聞いている話によりますと郵貯のお金の内、200兆円はもうすでにアメリカの国債、30(40*)年満期の国債の購入に充当されたと。で、これがようするに郵政民営化の目的だったんだと。もうすでにゴールドマンサックスの手で充当はされていると。その手数料として3兆円の金がアメリカからアメリカ国債の形で渡されたと。それを小泉1兆、竹中2兆で分けたと。
で、ところがそれに関して内容を知っている人が検察にリークしたと、刺したと。その結果、検察が4月に竹中を事情聴取してすったもんだになったんですが、前から申しておりますように、日本の検察庁というのは月に一回今でもCIAと勉強会をやっているようですから、ま、その席でですね、CIAから厳重にですね、これは表に出しちゃいかんと言われたらしいんですね。
この過程っていうのはリクルート事件と同じですね。リクルートはなんで中曽根が逮捕されなかったかというと、中曽根を逮捕しちゃうとその片割れでありますアメリカのほうの高官をですね、共同正犯で捕まえなければならなくなるんで、だから中曽根は逮捕できなくなって、それで藤波さんのところへ代理逮捕みたいな形で話がいったわけですよね。ま、そういうこともありまして同じような形になったわけですが、なんか現場の検察官も最近は10億円ぐらい渡されると黙っちゃうんだという話も聞いておりましてですね。ま、なるほどなと。検察官僚の汚職の話は、腐敗の話はよく聞くんですけれども、なるほど10億円ぐらいもらうと黙るのかと、そんなふうにも感じるんですが。
まあ、それはともかくですね、アメリカから待ったがあったんで、竹中逮捕もできそうにないと。で、妥協したあげくはどうなったかというと、竹中は大臣を辞めて、スタンフォードだと聞きました、スタンフォード大の客員教授になって、二度ともう日本に帰ってこない。ですから終生、遠島(えんとう)を申し付けると、こんな感じですね。そんなふうになったらしいんですが、まあしかしこんな話も本当にどこまで隠しきれるのかどうかですね。
それから竹中の下にいた連中は芋づる式に出てくるんだろうと思うんです。なにせこの10年間というのは、裏側に回った連中の腐敗は目を覆うべきものがあったんです。国民のまったく知らないところ、あるいは国民をだましにだましてですね、財産を全部横取りしていったんですね。これは戦前の軍部の資産の横流しなんかとよく似た構造じゃないかと思うんですが、国民に対して秘密にすればするほど横流しはできるようになるんですね。ですから140兆円に上ります国有財産の売却も、売却先が全部決まっちゃってるという話ですし、まあなんかそのでたらめ振りがこれから全部表に出てくるんだろうと思うんですね。
ハンガリーの首相が先般、「実はわたしは国民に大嘘をついてきました」と、「選挙で勝つために経済のことについて大嘘をついてきました」ということを懺悔(ざんげ)いたしました。ところが首相を辞めないというので大騒ぎになってですね、いまハンガリーは大変な反政府運動で揉(も)めちゃってるんですけれども、ま、同じようなことが日本でも起きたわけですね。世界中どの国を見ましても、民営化とか規制改革とかやりますと、必ず一部の腐った連中が財産を横取りして、権力を横取りしてやりたい放題やるんですね。実は日本でもまったく同じだったということがこれから国民の目に赤裸々に現れてくるんじゃないかなと思うんです。
なんか安倍内閣も後ろに飯島氏が控えてるという話だったんですが、飯島氏も辞めるようですね。ですから、よもやの展開になってくるんじゃないんでしょうか。で、安倍政権を延命させるためのやり方として、郵政民営化で造反した人たちを元に戻そうという話があるんですが、その中心は亀井氏、綿貫氏、野呂田氏なんですね。この3人を自民党に戻してくれば自民党も息が吹き返るんじゃないかという話があるんですが、さて本当に戻るかどうかですね。
で、そうなってきますと、実はいま小泉氏も院政をしいておりまして、人事権をまだ持っているようなんですね。何せ1兆円の金をもらったわけですから、楽々悠々なもんですよね。で、人事権を持ってやってるんですが、この3人を復活させようということになると、小泉人事をひっくり返さなきゃなんないんで、小泉を黙らせなきゃなんないわけですよね。ま、その実力が安倍氏にあるのかどうか、そのへんは見極めどころじゃないかなと思うんです。
続きはこちら→http://rose.eek.jp/koizumi.html
*9月30日、話者による訂正(ブログコメント欄で)(→http://naoyafujiwara.cocolog-nifty.com/ipodcasting/2006/09/200626_3016.html)
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