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http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=soc_30&k=2006100400596
2006/10/04-18:51 1票格差5.13倍は合憲=「縮小へ検討継続を」−参院定数訴訟で最高裁大法廷
1票の格差が最大5.13倍となった2004年7月の参院選の定数配分は、憲法が定めた法の下の平等などに違反するとして、東京、千葉、神奈川の弁護士11人が各地の選挙管理委員会を相手に、選挙無効を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・町田顕長官)は4日、「国会の裁量権を超えておらず、憲法違反に至ったと断ずることはできない」として合憲の判断を示し、有権者側の上告を棄却した。
ただ、「今後も制度の枠組み見直しも含め、投票価値の格差を縮小するための検討を継続することが憲法の趣旨に沿う」と述べ、さらに格差縮小のための努力をするよう国会に促した。
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