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久間・防衛庁長官:
シュワブ沿岸案、最優先
◇久間・防衛庁長官に聞く
−−自衛隊が国際平和協力活動を行う際の派遣要件を定めた恒久法制定への取り組みは。
◆そういう法律が作れればいいなとは思っているが、今の段階で整理はできていない。実際に(自衛隊が海外に)出るとなれば国会の承認が必要だろうし、国連決議との関係をどうするのか。
これまでは必要に応じて国連平和維持活動(PKO)協力法、イラク復興特別措置法、テロ対策特措法とやってきた。これらを1本(の法律)にポンとまとめることが簡単にできるのかな。国民的な議論をまとめて取り組んだらいいと思う。
−−敵基地攻撃能力を持つべきかという議論が出ていますが。
◆従来の我が国の立場は盾の部分はしっかりやるけど、矛の部分は日米安全保障条約に基づいて米軍に期待するという形でやってきた。議論はいいけど、敵基地攻撃能力を備えるという方針を政府が打ち出す時期ではない。必要以上の警戒心をもたれないよう配慮する必要がある。
−−在日米軍再編協議で普天間飛行場の移設先として日米で合意したキャンプ・シュワブ沿岸案をどう評価しますか。
◆いい案だと思っている。修正するような余地はないと思う。
−−地元には反対の声がまだ強いようです。
◆できるだけ理解してもらわないといけない。米軍の抑止力があるということがみんなに安心感を与えている。そのときに沖縄にあまりにもたくさん米軍基地があるので減らしたいと。普天間飛行場をシュワブに移転する、海兵隊をグアムに持っていく。それをもって今までよりもはるかに前進だと沖縄の人に認めてもらいたい。沖縄のためにも日本のためにもいいことなので、優先順位は一番です。
−−イラクで輸送活動を行っている航空自衛隊の活動はいつまで続ける考えですか。
◆(法律の)期限があるのでいつまでもというわけにはいきません。(12月に)基本計画を変更すれば、続行できるわけで、変更が必要ならやっていく。輸送の仕事はしばらくはあるんじゃないかと思っている。
毎日新聞 2006年10月4日 東京朝刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/archive/news/2006/10/04/20061004ddm005010163000c.html
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