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「やらせ」で官邸が苦慮 処分拡大、依頼にも批判
2006年11月13日(月)19:25
政府主催の教育改革タウンミーティング(TM)の「やらせ質問」問題が、担当者処分や「質問依頼」自体への批判に発展する様相をみせ、首相官邸は事態収拾に苦慮している。
塩崎恭久官房長官は13日午後、内閣府の内田俊一事務次官を官邸に呼び「やらせ」が判明した教育改革を除く166回分のTMについて、民間人も入れた調査チームを数日内に発足させるよう指示した。徹底的な実態解明をアピールする構えだが「大変な分量」(塩崎氏)だけに長期化は必至だ。
一方、伊吹文明文部科学相は「(質問依頼した)担当者だけがいけないという幕引きは感心しない」と述べるなど、処分問題は拡大する気配。
青森県八戸市の教育改革TMでの「やらせ」に関与した当時の文科省広報室長が現在、山谷えり子首相補佐官(教育再生担当)付の内閣参事官になっており、“火の手”は官邸の足元にも及ぶ。
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/politics/20061113a1690.html
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