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http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006111301000309.html
任期満了に伴う福岡市長選(19日投開票)で、共同通信社は10日から12日にかけて、電話による世論調査を実施、取材も加味して情勢を探った。3選を目指す山崎広太郎氏(65)と、元西日本新聞編集委員吉田宏氏(50)がほぼ互角の争いを展開している。ただ、無党派層を中心に全体の4割以上が誰に投票するか決めておらず、投票率次第で行方は流動的だ。
元福岡市議高山博光氏(66)と共産党県副委員長清水とし子氏(57)が追い上げを図っている。
山崎氏は地元レベルでの推薦を受けた公明党支持層に浸透しつつあるものの、告示後に自主投票から推薦に切り替えた自民党の支持層は約3割しか固めていない。
民主党推薦、社民党支持の吉田氏は知名度不足が影響し、民主党支持層の約3割と社民党支持層の2割程度にしか浸透していない。自民党支持層の一部に食い込んでいるものの、頼みの無党派層はつかみ切れていない。
年齢別では、30代で吉田氏が山崎氏を上回るなど、50代以下では吉田氏がある程度浸透しているものの、60代以上は山崎氏が他候補をリードしている。高山氏は70代以上と20代で山崎、吉田両氏に迫っている。
元福岡市部長山口敬之(58)、技術コンサルタント上田光彦(61)両氏は独自の戦い。
(共同)
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