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□中川昭一はダミー、口先で逃げる安倍のズルさ [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2697829/detail
中川昭一はダミー、口先で逃げる安倍のズルさ
ある夕刊紙は「ぶれない姿勢が魅力」などと持ち上げているが、中川昭一政調会長の「日本核武装」論は迷惑千万な話だ。非核・軍縮が世界の潮流なのに、金正日並みの主張を続ける中川。どうやら安倍首相は彼に自分の主張を代弁させているフシがある。
日本核武装論を言い続ける中川に、連立与党内からも批判が出ている。
二階国対委員長が「誤解を招きかねない主張を何度もすると、任命権者の責任が問われる」と言えば、公明党の太田代表も「研究であっても核保有論議は望ましいことではない」と不快感を表している。
中川は北朝鮮の核実験をきっかけに「日本核武装論」を言い始めたが、「話し合うなら棍棒を持つなと言ってきたのに、金正日が持つなら、こっちも持つ」というのでは、日本を北朝鮮同様の「ならず者国家」にするということだ。そうなれば日本は核拡散防止条約(NPT)や国際原子力機関(IAEA)から脱退しなくてはならず、世界の孤児になる。
そんな子どもでも分かる理屈を無視する中川は、好きな酒で脳ミソの回路が切れたとしか思えない。当然、任命権者の安倍が諫めるべきものだが、安倍は中川発言をこう容認してきた。
「議論を封殺することはできない」「非核三原則を守っていくことは、閣僚も党も意見は一致している」
非核が原則なら、議論の結末は分かっているはず。にもかかわらず中川発言を放置しているのは、「安倍は持論を中川に代弁させている」ともっぱらである。
「安倍は『憲法上、小規模の核兵器保有は認められる』というのが持論。ホンネは中川と一致しています。政権についてからの安倍は、タカ派色を消して、これまでのブレーンたちから懐疑的にみられていますが、中川発言を野放しにすることでタカ派を納得させ、国民の核への警戒心を薄めることをもくろんでいるのです」(自民党幹部)
そもそも、6カ国協議に臨む北朝鮮に「核保有国としての復帰はない」と言いながら、「日本は核を持ちます」では、話にならない。能天気な中川発言を放置する安倍こそ要注意だ。
【2006年11月7日掲載】
2006年11月10日10時00分
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