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(回答先: 創価学会・秋谷会長が退任へ=後任、原田稔氏が有力(時事通信) 投稿者 熊野孤道 日時 2006 年 11 月 09 日 16:50:45)
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2006110901000394
秋谷創価学会会長退任へ 後任に原田氏有力
公明党の支持母体、創価学会(会員・公称約820万世帯)の秋谷栄之助会長(76)は9日、退任の意向を固めた。早ければ同日中に発表の見通し。秋谷氏は今年7月に再選されたばかりで、現在6期目。25年ぶりの会長交代で、後任には副理事長の原田稔氏(65)の昇格が有力だ。
来年の統一地方選や参院選という全国規模の選挙を控え、幹部の世代交代により組織の引き締めが必要と判断したとみられる。原田氏が後任会長に就けば、若手有力幹部である正木正明・現壮年部長(52)や谷川佳樹・現副会長(50)らとの集団指導体制の傾向が強まるとみられる。
創価学会は、与党の一角を占める公明党の支持母体として、同党の人事や政策に大きな影響力を持つ。トップ交代は今後の自民、公明連立政権の運営にも少なからぬ影響を与えそうだ。
秋谷氏は1981年から5代目会長を務め、組織運営の実務や、公明党に対する選挙支援活動を事実上指揮、宗教的なシンボルである池田大作名誉会長(78)を支えてきた。自民党旧田中派に連なる政界人脈に太いパイプを持ち、99年に公明党が自民党との連立に参加して以降は、与党が臨む国政、地方各レベルの選挙に集票面で大きく貢献した。
7月に5期目の任期満了を迎え、去就が注目されたが再任。ただ学会内では、いったん勇退説が取りざたされたことで「以前ほどの求心力はなくなった」(関係筋)との見方も出ていた。
一方の公明党でも、98年以来代表を務めていた神崎武法氏に代わり、9月に太田昭宏氏が新代表に就任、安倍政権の発足に合わせ新体制をスタートさせた。秋谷氏がこの時期に退任する方向となった背景には、太田新体制が無事船出するのを見極めてからとの判断もあったとみられる。
創価学会の組織上のナンバー2に当たる青木亨理事長(76)も退き、後任には正木氏が就く公算が高まっている。
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