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2006.11.4(その1)
森田実の言わねばならぬ[464]
安倍内閣徹底批判【21】
安倍内閣の究極の参院選対策は「民主党を分裂させること」。実際に危険な兆候がある。
自公連立政権は安全保障問題で民主党の分裂を策している。民主党が選挙に勝つためには与党側の分裂策動を粉砕しなければならぬ。
民主党内に送り込まれた「敵の手先」に注意せよ!!
「獅子身中の虫」(梵網経〈ほんもうきょう〉)
[(1)仏の教えを受けながら仏法を損なうもの、(2)内から災いを生ずるもの]
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自公連立政権は、選挙戦を乗り切るために、民主党の分裂を策している。民主党を分裂させることが、自公連立政権が存続する最も確実な手段なのである。
民主党内の「従米・従安倍勢力]がこの策動の手先として使われている。彼らの反乱の動きに注意する必要がある。彼らの分裂策動が民主党の前進を妨げている。
10月22日の衆院補選で民主党が敗れた原因は、(1)細野スキャンダル、(2)投票日直前の前原前代表らの分派行動、(3)小沢代表の入院――の3つだった。このうち(1)と(2)はたちが悪い。細野スキャンダルと前原前代表らの分裂行動は選挙の行方に重大な影響をもたらした。
とりわけ悪質なのが前原前代表らの分裂行動である。背景に日米の外部勢力の介入があることは明らかである。
ブッシュ政権と安倍政権は、民主党内の従米極右分裂主義者を使って民主党を内部から混乱させ、選挙を自民党側に有利にしようとしている。前原前代表らは民主党にとって「獅子身中の虫」である。
民主党を分裂させようという勢力が狙っているのは、「周辺事態」をめぐる議論である。
民主党が、今日の事態に対して周辺事態法の適用に反対する方針を打ち出したのは正しい。だが、前原前代表らの「従米極右派」はこれに異論を唱えている。
10月30日付毎日新聞は次のように報じている(朝刊2面、須藤孝記者)。
《民主党は小沢一郎代表ら党執行部が周辺事態法の適用に反対する方針を打ち出したが、前原誠司前代表ら一部の保守系議員がこれに反発。外務防衛部門会議では、北朝鮮への強硬な対応を主張する前原氏らから「最悪の事態を想定し、周辺事態の認定も排除すべきではない」など執行部批判が相次いだ。党内の意見集約は難航している。
周辺事態を日本有事につながる「準有事」と位置づける党執行部は26日、「現状では周辺事態とは認定できない」とする党見解の原案をまとめた。同案には、国連決議に基づく平和協力活動には恒久法を制定して参加▽北朝鮮がミサイルを再発射するなど情勢が変化すれば周辺事態を検討する――なども盛り込み、前原氏らの主張に配慮した。
党執行部はこれをベースに今週中にも党見解を正式決定したい考え。ただ、党内には「小沢体制」への不満もくすぶっており、意見集約できるかは微妙だ。》
前原前代表らの従米極右派は、自分たちがどんな役割を果たしているのか、わかっているのだろうか。自分たちが利敵行為をしていることを自覚しているのだろうか。前原氏らは自らが行っている利敵行為を反省すべきだ。「獅子身中の虫」になってはならない。人間としての、政治家としての誇りを失ってはならぬ。
いまは選挙を戦っているときだ。全党員が小沢代表のもとに団結しなければならない。どうしても安倍内閣を支持したいのであれば、その人たちは自民党に移るべきではないか。民主党の政権奪取を内部から妨害する行為は慎むべきだ。民主党は団結して政権獲得をめざすべきである。
目の前に政権交代の大きなチャンスがある。この絶好機を逃してはならぬ。自公連立勢力の「手先」につぶされてはならない。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C03015.HTML
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