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選挙が近付いているので、各党関係の人達は、自党の立候補者に票を投じるよう必死に有権者に電話や書状で懇願している。我が家にはクリントン元大統領
http://www.clintonfoundation.org/index.htm
からも電話があった。(もちろん生の本人ではなく、録音された声だが。)これはカリフォルニア州の石油依存を減らすことを目的とした法案(Prop 87)
に、賛成票を投じるよう促す為の電話であった。Prop 87は、州内における石油産出高に対して石油会社に課税し、その税から得た収入を他のクリーンなエネルギー開発(風力エネルギー、太陽エネルギーその他)の資金に回すというもの。なぜクリントン元大統領自らこの法案に賛成票を投じて欲しいと訴えているかというと。
大手石油会社らが、もちろんのことProp 87に猛反対しており、色々な汚い方法で州民にこの法案に反対票を投じるよう仕向けているのである。まず、Prop 87が法律になると、州民は高い税金を払わせられて苦労する、などといったCMを頻繁に流している。これは真っ赤な嘘だ。Prop 87には、石油会社が新たに課された税額分を消費者に払わせることを禁止する条項も含まれているからだ。
また石油産業は、「民主党有権者の為の投票ガイド(Voter Information Guide for Democrats)」
http://www.yeson87.com/index.php/pages/deceptive_voter_guides
なるものを作成し、州内の民主党有権者達に送り付けた。この「投票ガイド」は、あたかも民主党本部によって作成されたかのように見せかけられており、民主党有権者達に、Prop 87に反対票を投じるよう促している。
だから、クリントン元大統領のお出ましというわけだ。元々彼とゴア元副大統領
は、Prop 87を支持するCMにも出演しているのだが、今回この偽の「投票ガイド」がもたらした誤解を解く為に、彼のメッセージを州内の民主党有権者一人一人に伝える必要があったのだった。
石油産業の妨害に負けず、Prop 87は果たして法律になり得るか。
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