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佐藤栄作や中曽根康弘が首相だったころの官邸は、権力と結ぶ陰謀や秘密に満ちた特殊な場所のイメージがあった。それは緊張と国家機密に関係した所として、秘密に準備される国策に関与した国家の奥の院といった感じで、そこにまつわる人間の動きや会話の一つ一つに、立ち聞きや盗み見でもしたくなるような、大切な何かがあるような雰囲気を秘めていたからだ。だが、小泉や安倍が首相になってからの官邸の印象は、ディスコかゲイバーに共通する淫靡で浮薄な感じが強く、国家主義が高まっているにもかかわらず、国家の空洞化を強く意識させられてしまう。それは物欲しげで抜け目のない劣悪な利権屋や、幼稚で卑しい世襲議員がたむろする場所として、一種の新しい風俗地帯に成り果てたからだろう。首相官邸という文字にルビを振ったら、マッサージ・パーラーとかソープ・パレスと書きたくなる程で、そこに出入りするのは人相も品行も野卑だし、教養も礼儀もわきまえない手合いが殆どであるから、とてもまともな施設だと言えない感じが強い。
森内閣や小泉内閣の認証式の写真もそうだったが、安倍内閣の認証式のひな壇に群がる顔ぶれは、何とおぞましい卑しい人相の集合だったことか。明治の時代の閣僚たちの顔ぶれと並べてみて、これが同じ日本人かと首を傾げたくなるほどで、それは写真技術が悪かったわけではなく、被写体が劣悪だということを写真は無言で物語っていた。
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