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□造反組復党で風前の灯の小泉チルドレン [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2646810/detail
造反組復党で風前の灯の小泉チルドレン
郵政民営化に反対した造反組の復党が具体化してきた。執行部は11月19日の沖縄県知事選後に復党手続きを始めるが、となると昨年総選挙で造反組の刺客となった小泉チルドレンはお払い箱。風前の灯(ともしび)の82人は右往左往だ。
26日、チルドレンの集まり「83会」総会(出席56人)は大荒れだった。幹事の小野次郎が「安易な復党は新しい自民党が名ばかりになる」「有権者から裏切りのそしりを受け支持を失う」と執行部への意見書をまとめようとしたが、「党内対立は良くない」と異論続出し20人以上が退席、結局、意見書に署名したのは18人だけだった。
「造反組と戦った小野、佐藤ゆかり、片山さつきら14人にとって、選挙区調整を棚上げしたままでの復党は死活問題です。もっとも『党に盾突けば、次回には公認されないのではないか』と署名しなかったほかの連中も同じ気持ちです。新人議員は“寄らば大樹の陰”で、すでに45人が派閥入り。無派閥だった議員も、武部前幹事長の呼びかけで『新しい風』なるグループを立ち上げる予定ですが、小泉前首相の後ろ盾を失った。武部前幹事長はもはや“過去の人”。最近は春の千葉補選で連呼していたキャッチフレーズをもじり、『最初はグー、武部はパー』と陰口をたたかれる始末です」(チルドレンのひとり)
執行部が造反組の復党を急ぐのは来年7月の参院選をニラんでのこと。非公認でも自力で当選してきた造反組12人の組織票がなければとても勝てない。とりわけこのうちの9人は1人区の県選出だけに死活問題だ。となると、チルドレンは「ハイ、ご苦労さんでした」と使い捨てになる可能性は大だ。
「次の総選挙では小泉チルドレンのうち半数以上が落選する可能性があります。杉村太蔵あたりは吹き飛ばされ、佐藤ゆかりや片山さつきら『刺客』上がりの約40人も比例に回されるから当選の可能性は低いのです」(政治評論家・有馬晴海氏)
自民党は昨年の選挙では「造反組は落とせ」と主張し、次回選挙では「復党したのでよろしく」という無節操である。
有権者も随分ナメられたものだが、チルドレンがポイ捨てされることも間違いない。
【2006年10月27日掲載】
2006年10月30日10時00分
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