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(回答先: [新聞配達員殺害]強盗殺人で18歳の少年逮捕|毎日新聞 投稿者 white 日時 2006 年 11 月 02 日 13:06:05)
新聞配達男性殺される 丸亀署、強盗殺人で捜査
2006/11/02 09:45
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秋山さんの遺体が見つかった階段周辺を調べる捜査員=1日正午ごろ、丸亀市大手町3丁目
一日午前七時十分ごろ、香川県丸亀市大手町三丁目の雑居ビル(四階建て)の階段で、同市土居町二丁目、新聞配達員で会社員秋山正三さん(64)が頭から血を流して死んでいるのを管理人の男性(86)が見つけ、一一〇番通報した。
丸亀署は、秋山さんの頭部に殴られたあとがあり、持っていた現金が見当たらないことから、強盗殺人事件とみて捜査本部(本部長・豊岡伸吉丸亀署長)を設置。百二十人体制で捜査を進めている。
調べでは、秋山さんは頭や顔を複数回殴るけるなどされ、後頭部から大量に出血した状態で階段に横向きに倒れていた。司法解剖で死因は外傷性くも膜下出血、死亡推定時刻は同日午前五時から六時の間と判明した。
秋山さんは新聞配達のアルバイトをしており、この日は新聞販売店から一カ月分の給与として四万二千円余が入った封筒を受け取った後、午前四時十分ごろに自転車で配達に出発。その後、午前五時すぎまで配達した形跡が残っており、同ビルの上階にも配達していたという。
近くの住民は午前五時十分ごろ、現場から約二十メートル南の公園で植木鉢などが壊れる音がした後、男性同士がもめるような声を聞いたと話しており、同捜査本部が事件との関連を調べている。
同捜査本部は、秋山さんが何らかのトラブルに巻き込まれて殺害された上、金を奪われた可能性もあるとみて、現場周辺や関係者の聞き込みを中心に捜査している。
「とても優しい父」 遺族、同僚に悲しみ広がる
「とても優しい父でした」「誰かに恨まれる人ではなかったのに」。丸亀市の飲食店街で会社員の秋山正三さん(64)が殺害された事件。家族はショックを隠しきれず、新聞販売店の同僚たちも一様に顔色を失った。
秋山さんは妻と二人の子供との四人暮らし。父親の突然の死を知らされた息子の一さん(33)は、「父は本当に穏やかな性格で、誰かを注意してトラブルになることも考えられない。犯人は正直に名乗り出て、罪を償ってほしい」と涙で訴えた。
早朝に新聞配達をした後、さらに別の仕事をしていた秋山さん。義理の姉の律子さんは「体力づくりを兼ねていろんな職についていたようです。『体の続く限り働きたい』と頑張っていたのに」と悔しさをにじませた。
勤め先の販売店にも衝撃が走った。秋山さん殺害のニュースに接した同僚は顔をこわばらせ、ぼう然と立ち尽くしたまま「ショックとしか言いようがない」。「勤勉でまじめな人柄。誰かに嫌われるタイプでもなかった」と肩を落とした。
事件のあったビルは市役所の近くにあり繁華街の狭い路地に面している。夜は酒に酔った客同士のけんかも目撃され時折近くの店を利用するという会社社長(48)は「路地に入ると怖いイメージがある」と眉をひそめた。
(四国新聞社)