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(回答先: 通り魔？大学生が胸など１０か所以上刺され死亡…京都 [読売新聞］ 投稿者 white 日時 2007 年 1 月 16 日 18:00:22)
□近隣潜伏？犯人像絞り込む 精華大生殺害１週間 [京都新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070122-00000002-kyt-l26
近隣潜伏？犯人像絞り込む 精華大生殺害１週間
1月22日10時17分配信京都新聞
京都市左京区岩倉で京都精華大マンガ学部１年の千葉大作さん(20)が殺害された事件は、２２日で発生から１週間を迎える。犯人は千葉さんを殺害した後、行動範囲が限られる自転車で逃走しており、地域住民の間に不安が広がっている。京都府警捜査本部（下鴨署）は、現場に残された足跡などの手掛かりや目撃情報を基に、徐々に犯人像を絞り込んでいる。
■捜査
これまでに集まった目撃情報から、犯人は自転車に乗り、事件の直前、自転車で対向してきた千葉さんと何らかの交通トラブルになり、言い争いになったとみられる。着衣は灰色っぽい上着に黒っぽいズボン姿だった。髪形はおかっぱ風で、真ん中で左右に分けている可能性が高い。
犯人は、自転車をまたいでいた千葉さんに小型の鋭利な刃物でいきなり襲いかかり、歩道横の畑に転落させた後も、追い掛けて執拗（しつよう）に刺し続けたとみられる。畑に残された足跡から、犯人のものとみられる靴は２８センチ以上ある大型サイズで、トレッキングシューズのようなアウトドア用とみられる。
千葉さんは救急隊員に「知らない人に刺された」と伝えている。現場周辺から犯人に直結する遺留品は見つかっておらず、捜査本部は背の高い若い男の目撃情報がないか、現場周辺の聞き込みに全力を挙げている。
■夢砕く
仙台市出身の千葉さんは、日本で唯一マンガ学部のある京都精華大を受験するため京都に来た。１年目は受験に失敗し、新聞配達をしながら画塾に通っていた。アルバイト先の新聞販売店主は「『下宿代を稼ぐため』と言っていた。明るく、一生懸命な青年だった」と振り返る。
少年漫画を描いて、人気雑誌「少年ジャンプ」に連載する夢を持っていたといい、指導した小川聡専任教授は「ストーリーに弱さがあったが、１年間の勉強でよくなってきていた。将来を楽しみにしていたのに…」と残念がる。
千葉さんのアルバイト先だったスイミングスクールで働く男性(28)は２１日、現場に献花し、「休憩時間の間も、ずっと漫画の練習をしていた」と打ち明ける。「本当に熱心だった。ニコニコしていて、子どもたちに人気があった。夢に向かって、これからという時だったのに」と悔やんだ。
■影響
京都精華大は事件後、学生の安全を守るために送迎バスを増便し、午後１０時まで認めていた教室などの施設利用を午後８時までに短縮した。普段は日曜でも学生が校舎を使用できるが、２１日は閉鎖した。
また、地元の岩倉南小は事件翌日から集団下校をして、地域のボランティアが見守り活動を続けている。現場近くの木野町自治会は１８日、不審者への注意を呼び掛けるチラシを約１７０世帯に配った。府警もミニパトなどで巡回し、警戒を強めている。
現場の歩道や畑には２１日も花束が供えられていた。千葉さんの友人や散歩する人が、夢半ばで命を絶たれた若者の無念さを思い、手を合わせて冥福を祈っていた。
最終更新:1月22日10時37分
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