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(回答先: 遺体、カバンに詰め 電車でタクシーで運ぶ 遺棄容疑の妻 【朝日新聞】 投稿者 愚民党 日時 2007 年 1 月 11 日 18:20:20)
バラバラ遺体事件
『目の前から消したくて』
外資系証券会社社員の切断遺体が見つかった事件で、容疑者宅のマンションに入る捜査員=11日午前、東京都渋谷区で
東京都渋谷区の外資系金融会社員三橋(みはし)祐輔さん(30)が切断された遺体で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された妻の歌織(かおり)容疑者(32)が警視庁新宿署捜査本部の調べに対し、切断の理由について「(遺体が)想像以上に重く、自分の力では動かすことが難しかった。一刻も早く目の前から遺体を取り去ってしまいたい」と供述していることが十一日、分かった。
歌織容疑者は「いろんなことで言い争い、家庭内暴力(DV)で鼻を骨折したことがあった。今までしてきたことを全く認めてくれなかった」とも供述。捜査本部は三年十カ月余の結婚生活でうっぷんを募らせた同容疑者が、衝動的に犯行に及んだ可能性があるとみて調べている。
歌織容疑者は昨年十二月十二日早朝、寝ていた三橋さんの頭をワイン瓶で殴り殺害。二日後の同十四日、買ってきたのこぎりを使って自宅リビングで遺体を切断した。翌十五日午前に警視庁代々木署に三橋さんの捜索願を出した後、十六日早朝までに新宿区と渋谷区に胴体と下半身を遺棄。十七日ごろ、町田市の公園に頭部を埋めたとみられる。遺体のうち、見つかっていない両手は「生ごみと一緒に捨てた」と話しているという。
町田市原町田四の公園から発見された三橋さんとみられる頭部は、後頭部の中央付近が陥没し粉砕骨折していたほか、殴られたような痕跡が複数あった。頭は地面から深さ約三十五センチに埋められていた。
歌織容疑者は同公園周辺に詳しくないとしているが、自ら近くの小学校名を供述しているという。
歌織容疑者は、身元特定につながりにくい胴体や下半身をひと目につきやすい場所などに遺棄する一方、顔や両手は発見しにくいように処理。頭部を殴打した際に血が付いた布団についても、歌織容疑者は「捨てた」と供述しており、捜査本部は詳しい犯行の経緯を追及している。
■マンション管理人『笑顔見たことない』
「笑った顔を見たことがない」。三橋祐輔さんが住むマンションの管理人を務める五十代の女性は、歌織容疑者の印象をそう言い表した。
一昨年に夫婦が入居して間もないころ、管理人は部屋の前を清掃中、二人の怒鳴り声を聞いた。「二人で言い争っている感じだった」
夫婦がそろって歩く姿を最後に見たのは昨秋ごろ。「すらっとして、こんないい男といい女がいるんだなと。二人ともクールでリッチな感じで夫婦というより恋人同士みたいだった」
マンション近くに勤める女性も昨年十二月、夫婦が腕を組んで歩く姿を見たという。「モデル風の女性はとても目立った。買い物帰りのような二人は腕を組んでいたが、楽しそうに会話しているわけでもなかった」
エリートサラリーマンの夫と美人の妻。今どきの若い夫婦に見えた二人だが、管理人は「ご主人の外見からは神経質そうな感じを受けた。奥さんはいつも疲れた感じで、笑顔も明るさもなかった。とにかく二人とも喜怒哀楽が見えなかった」と振り返る。
昨年十二月、事件の前か後かは不明だが、歌織容疑者が「犬がいなくなったので防犯カメラを見せてくれ」と頼んできたという。今年に入ると、捜査員がマンションに出入りするようになった。
逮捕直前の十日午前、管理人は歌織容疑者と会話した。「いつもと変わらなかった。おどおどした様子もなく、警察が来ていることなど何も気付いていなかったと思う」と話した。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20070111/eve_____sya_____005.shtml