★阿修羅♪ > 日本の事件21 > 605.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: ビニール袋に女子短大生の切断遺体…家族が事情知る? [読売新聞] 投稿者 white 日時 2007 年 1 月 04 日 12:13:48)
□“歯科医一族”で3浪の身…「夢がない」ひと言で爆発 [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_01/t2007010501.html
“歯科医一族”で3浪の身…「夢がない」ひと言で爆発
東京都渋谷区で起きた女子短大生のバラバラ殺人事件で、死体損壊容疑で逮捕された二男は、包丁とのこぎりを使い、風呂場で妹の体を解体していたことが5日、分かった。「夢がない」という妹の一言が犯行に駆り立てたと供述しているが、二男を猟奇殺人に駆り立てた「最後の一線」とは何だったのか?
警視庁捜査1課によると、容疑者は昨年12月30日午後3時ごろ、渋谷区幡ケ谷の自宅で妹(20)を殺害、自宅内の風呂場で遺体の頭部や両肩、腹部など計21カ所に切断した。
遺体は「合宿から帰宅後捨てるつもりだった」と、氷を入れたバケツごとポリ袋4つに分け、3階自室のクローゼットにしまい込んだ。帰省前の父親には「友人からもらった鑑賞用サメが死んだ。においがしても開けないで」と話すなど隠蔽工作をしていた。
母親(57)と長男(23)は先月30日、母親の実家がある福島県に帰省、翌日には父親も合流した。容疑者は神奈川県葉山町で開かれた予備校の合宿に参加するため、妹と自宅に残り、凄惨な殺人事件が起きた。
一家は両親と兄妹の5人暮らし。親子2代にわたる開業医で、夫婦とも歯科医。長男も同じ歯学部の名門、日大に通う裕福な“歯科医一族”だった。容疑者も父と兄が通った日大の附属高校を卒業。だが、歯科医の壁は高く、3浪の身だった。
家族をよく知る近隣住民(65)は「会えば声をかけてくる気さくな子だった。最近は疲れている様子で、声をかけると『勉強が大変だ』と言っていた」と振り返る。
容疑者は千代田区内の予備校の私大歯学部受験コースに通学。5−15人の小人数制で年間授業料は300万円、事件の前後に参加した合宿は60万円と高額だった。
本人も「親の跡を継ぎたい」(予備校関係者)と、一族のレールに必死に乗ろうとしていた。だが、「成績は団子状態の中堅どころ」(予備校の代表)で、「2月には受験が始まるが、志望校は未定だった」(同)と進路にさえ逡巡していたようだ。
前出の知人は「兄は体育会系でしっかりしていたが、弟は少し弱々しく繊細な印象」と語る。
殺害された妹は都内の私立女子校を卒業後、文化女子短大に進学。「高峯駆(たかみねかける)」の芸名で舞台女優として昨年12月に下北沢で演劇に出演したり、自治体の協賛する展示会にスタイリストとして参加するなど活動的で、「スタイルが良くてきれいなお嬢さん」(同)と評判だった。
容疑者は妹に「『私には夢があるけど(容疑者)には夢がないね。しっかり勉強しないから夢が叶わない』となじられた」と供述している。
親の期待に応えようともがく兄と、目標を持ち人生を楽しむ妹。その心のひずみを解く鍵は、容疑者しか知り得ない。
ZAKZAK 2007/01/05