★阿修羅♪ > 日本の事件21 > 486.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: <交通事故>死亡した子どもらの写真をネット掲載 告訴へ [毎日新聞] 投稿者 white 日時 2006 年 12 月 03 日 21:58:26)
最後の一文は、正直かなり違和感がある。
しかしテレビの報道でも、明言かどうかの違いはあれ、
「教育の基本が問題」扱いに流れつつあり。
元プロレス解説者もこのニュースでは
「いま教育基本法を改正しています」
と最後に追加。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(引用ここから)
中国新聞 社説
http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh200612070125.html
無断掲載HP こんな先生なぜ教壇に
あまりに人の心を踏みにじる。しかも、現職教諭の行為である。
東京都羽村市の市立小の教諭(33)が、交通事故死した都内の子どもら六人の写真などを、自分のホームページ(HP)に無断で掲載していた。遺族らの気持ちを逆なでする言葉を加えていた。侮辱容疑の告訴状を遺族らが警視庁に出したのは当然である。
しかも、同じHPの掲載写真をめぐって、この教諭は六月に著作権法違反容疑で自宅を捜索され、三カ月後には書類送検されていた。それなのに、十一月末まで教壇に立ち続けていた。指導をする市教委や都教委の人権に対する鈍感さはひどい。対応が遅すぎる。
「心」を育てるのが教諭だろう。子どもたちや親を蹂躙(じゅうりん)する人間を教育現場に放置していた側の責任は大きい。
この教諭は約四年前から自分のHPを開き、遺族が事故追放を願って作ったHPなどから子どもの生前写真を無断で転載。出所が分からない現場写真も載せていた。
問題は、不気味な性癖だけではない。野放しの事実である。市教委などは送検されたことを知っていながら、HPの内容さえチェックせず、「勤務態度に問題がなかった」として、そのまま勤務させていた。
北海道滝川市の女児がいじめを苦に自殺した問題で、遺書があるのに市教委が原因をいじめと判断しなかった無責任な体質とも根幹は同じではないか。
平素、落ち度や問題なく見える仮面の本質を見抜くのは難しいかもしれない。しかし、周りの同僚や上司が全く気付かないのか。過密な勤務で教師同士がつながりをもてない現状が背景にあるなら、それこそ根の深い荒廃だ。
文部科学省は教育の再生を掲げ指導力不足など不適格教諭の選別を進めている。ここ二年間、認定された教諭は全国で各五百人いる。しかし、これは児童と心が通わなかったり、一方的な授業になるとされた教諭だ。その認定は選別する側の見方で変わろう。
それよりも、今回のような教諭が生まれた要因をどう探るか。心の深層に巣くう闇の部分をどう見つけるか。「再生」という言葉だけでは解決できない、きめ細かい対処が要るのだろう。その余力が現場にあるかどうかが気になる。
子どもたちをはぐくむ教師を育てることを一番に考えたい。
教育基本法の改正論議などが、その要請に本当に応えられるのか。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(引用ここまで)
4年前からのサイトがなぜ今事件扱されるのか、は誰も言及しない。