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事故死児童の写真、削除後も再三ネットに掲載 [読売新聞]
http://www.asyura2.com/0610/nihon21/msg/473.html
投稿者 white 日時 2006 年 12 月 05 日 22:34:37: QYBiAyr6jr5Ac
 

(回答先: <交通事故>死亡した子どもらの写真をネット掲載 告訴へ [毎日新聞] 投稿者 white 日時 2006 年 12 月 03 日 21:58:26)

□事故死児童の写真、削除後も再三ネットに掲載 [読売新聞]

 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061205i101.htm

事故死児童の写真、削除後も再三ネットに掲載

 東京都羽村市の市立小学校に勤める渡辺敏郎教諭(33)が、交通事故死した子供らの写真を自らのホームページ(HP)に無断掲載していた問題で、昨年10月以降、HPの存在に気付いた遺族らがプロバイダーを通じてHPを何度も削除させていたにもかかわらず、その都度、同じHPが別のプロバイダーを通じてネット上に流れていたことが分かった。

 また、今年9月、著作権法違反容疑で渡辺教諭が愛知県警に書類送検された後も、HPの運営は続いていた。

 HPには、交通事故の被害に遭った子供6人の生前の写真のほか、事故などで傷ついた海外の子供たちの遺体の写真なども多数掲載されており、「全身がぺっちゃんこのかわいそうな姿になってしまいました」「2キロも引きずられたら、きっとお洋服も全部脱げちゃったのでしょうね」などのコメントが書き込まれていた。

 写真が掲載された子供の一人で、1997年に東京都世田谷区で大型トラックにひかれて亡くなった片山隼君(当時8歳)の父・徒有(ただあり)さん(50)によると、昨年10月ごろ、HPの存在を知り、すぐにプロバイダーに削除を要請。いったんHPは削除されたが、翌日、再びネット上に復活した。

 その後も、削除と復活が数回繰り返されたという。2002年にワゴン車の下敷きになって死亡した名古屋市緑区の片岡樹里ちゃん(当時3歳)の母、朋美さん(42)も、片山さんとは別に3、4回、プロバイダーに通報して削除させたが、やはりすぐに復活したという。

 4日に6遺族を代表して警視庁に児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で告発状を提出した後、記者会見した徒有さんは「このような人が出てしまう以上、サイトの管理者に責任をもってもらえるような仕組みを作ってほしい」と強調。愛知県警の書類送検後も渡辺教諭を勤務させていた羽村市教委や小学校に対しては、「どんなHPだったのかを確認してほしかった」と語った。

           ◇

 市教委では、角野征大(すみの・ゆきた)教育長らが4日に会見。渡辺教諭を書類送検後も勤務させていたことについて、角野教育長は「痛切に責任を感じている」などと述べた。渡辺教諭が担任をしていた5年の男子児童の母親は「まじめそうな先生だったので信じられない。(家宅捜索があった)6月の時点で、学校は保護者に知らせてほしかった」と話していた。

 渡辺教諭は、学校のHPの更新を任されていたほか、パソコンクラブの指導を担当。学校行事では頻繁に写真を撮影し、学級通信などに使っていたという。

 今年春まで6年間勤務した小笠原村の小学校の校長は、「指導熱心で、いつもきびきび動き、子供や同僚ともよく話をする有能な教師だった」と話した。

(2006年12月5日7時20分読売新聞)

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