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(回答先: <交通事故>死亡した子どもらの写真をネット掲載 告訴へ [毎日新聞] 投稿者 white 日時 2006 年 12 月 03 日 21:58:26)
□[死亡児ネット掲載]出元不明の悲惨事故写真も 小学校教諭|毎日新聞
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2811297/detail
[死亡児ネット掲載]出元不明の悲惨事故写真も 小学校教諭
東京都羽村市の小学校教諭が、交通事故死した6人の子供に関する写真をインターネットのホームページ(HP)上に無断掲載していた問題で、写真の中には岩手県二戸市で00年、集団登校中の小学生の列に車が突っ込んだ事故の現場写真が含まれていた。他の写真は遺族作成のHPから顔写真を転載したとされるが、現場写真だけは出元不明。両親は「写真の掲載も許せないが、提供した人間のことを考えると体が震える」と憤りを隠せなかった。【苅田伸宏】
事故は00年11月、二戸市の県道で起きた。登校中の小学生9人の列に軽トラックが突っ込み、近くに住む大崎涼香さん(当時7歳)ら2人が死亡、6人が重軽傷を負った。運転手は酒を飲み居眠り状態で、業務上過失致死傷などの罪で懲役4年(求刑・懲役5年)の実刑判決を受けた。
涼香さんの父昌幸さん(46)と母礼子さん(43)は10月初め、別の遺族からの連絡で事態を知った。掲載写真には、涼香さんの血痕とランドセル、軽トラックが残ったままで、警察官が1人写っていた。悲惨な場面に加えて、現場住所や事故の説明までがつけられていた。
事故直後の実況見分の様子とみられるが、当時の新聞や、民事裁判のために持っていた刑事記録と照らし合わせても、これと同じ写真は見つからなかった。
遺族側の番敦子弁護士は「通行人が撮影するのも不可能ではないが、大きな事故なので規制線の張り方も広いはずだ」と首をかしげる。「マニアからの投稿」などの見方も一部にはあるが、出元が分からないだけに、両親の衝撃や憤りは大きい。礼子さんは「事故現場の写真で閲覧者に想像をかきたてさせる気持ちがあったのではないか。遺族を傷つける行為で、とことん反省すべきだ」と話した。
◇教諭の実名公表…羽村市教委
羽村市教委は4日、記者会見し、問題の教諭がHPに犯罪被害者の顔写真を掲載し、被害者を揶揄(やゆ)するような不適切な記載をしていたことを、今年6月の段階で把握していたことを明らかにした。また、この教諭について、渡辺敏郎教諭(33)と実名を発表した。角野征大教育長は「結果として教壇に立ち続けさせたことには、痛切に責任を感じている」と陳謝した。
教諭は今年6月14日、愛知県警の家宅捜索を受け、翌15日に校長に報告。この際、渡辺教諭はHPに被害者の顔写真を掲載し、殺害方法や遺体の状況まで説明していた。校長は市教委へ報告したが、市教委は、捜索容疑が著作権法違反だったため「写真の転載が問題」と考え、犯罪被害者の写真を勝手に使うなど異常な行動には問題意識を持たなかったという。
また、市教委や学校の誰も教諭のHPを閲覧していないという。校長が教諭と最後に話したのは最後の聞き取りをした11月30日で、現在は携帯電話に掛けても出ない状態という。【苅田伸宏、古関俊樹】
2006年12月05日03時32分