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2004年12月から翌年1月にかけ、福岡県内で女性3人が相次ぎ殺害された事件で、強盗殺人罪などに問われた同県直方市下境、土木作業員鈴木泰徳被告(37)の判決公判が13日、福岡地裁で開かれた。鈴木浩美裁判長は「犯行の動機、残虐性、遺族の処罰感情、被告の反省状況などに照らすと被告の責任は極めて重大で、生命をもって償わせるのが相当」として求刑通り死刑を言い渡した。鈴木被告の弁護人によると、被告は閉廷後、控訴するかどうかは「少し考えさせてほしい」と話したという。
判決理由で、鈴木裁判長は「(事件後に別れた)妻から小遣いをもらえず、金銭に困窮していたことから1人歩きの女性を襲って現金を奪おうと企てた。犯行の発覚を恐れて殺害した」と動機を指摘。被害者に何度も包丁を刺していることを踏まえ「死に至らせることに執着し、人間らしい理性は見いだせず、被告には確定的な殺意があった」と認定した。
判決によると、鈴木被告は強盗や強姦(ごうかん)目的で、2004年12月12日夜、同県飯塚市の公園で専門学校生久保田奈々さん=当時(18)=の首をマフラーで絞めて殺害▽同31日朝、北九州市小倉南区の路上でパート従業員大中敏子さん=同(62)=の胸や背中を包丁で刺して殺害▽05年1月18日早朝、福岡市博多区の公園で会社員福島啓子さん=同(23)=の腹などを包丁で刺して殺害。うち2人のバッグを奪うなどした。
鈴木被告は、3件についていずれも殺意を否定したが、判決はすべてに対して殺意を認定。飯塚の事件について、鈴木被告は「強姦目的で反抗されないようマフラーで一度首を絞めた」としたが、判決は「殺意を持ってマフラーで二度首を絞めた」と判断。また、小倉、博多の事件については「殺意はなかった」として傷害致死罪などの適用を求めた弁護側の主張を退けた。
中村明・福岡地検次席検事の話 身勝手な欲望のために3人の女性を次々と襲って殺害した凶悪犯であり、死刑判決は当然と考える。あらためて被害者の方々の冥福を祈ります。
【一連の事件に関する主な「阿修羅」既投稿記事】
●女性殺害:絞殺遺体は専門学校生 福岡・飯塚市の公園 [毎日新聞]
http://www.asyura2.com/0411/nihon15/msg/697.html
投稿者 あっしら 日時 2004 年 12 月 14 日
●<殺人事件>公園に若い女性の他殺体 福岡・博多区(毎日新聞)
http://www.asyura2.com/0502/nihon16/msg/133.html
投稿者 シジミ 日時 2005 年 1 月 20 日
●博多女性殺害 被害者携帯持つ男逮捕 遺失物横領容疑 福岡県警 事件との関連捜査(西日本新聞)
http://www.asyura2.com/0502/nihon16/msg/311.html
投稿者 シジミ 日時 2005 年 3 月 08 日