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(回答先: 住宅火災で5人焼死=4世代家族、幼児2人犠牲か−失火の可能性 [時事通信] 投稿者 white 日時 2006 年 10 月 22 日 01:12:19)
□火災 民家全焼、焼け跡から5人の遺体 福岡県 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061021-00000011-maip-soci
火災 民家全焼、焼け跡から5人の遺体 福岡県
21日午前5時半ごろ、福岡県豊前市市丸のプロパンガス販売業、東陽一郎さん(69)方から出火、木造2階建て住宅約230平方メートルを全焼した。焼け跡から幼児2人を含む5人の遺体が見つかった。この家に住む2世帯計10人のうち5人が行方不明になっており、県警豊前署が遺体の身元確認を急いでいる。
行方不明になっているのは▽東さんの妻玉喜さん(67)▽母アサ子さん(92)▽長女晴美さん(38)の夫で会社員、江口慎二さん(37)▽江口さんの三男莉記(りき)ちゃん(3)▽二女小梨伽(さりか)ちゃん(2)。
豊前署や消防の調べでは、1階で成人女性の2遺体、2階で成人男性1遺体と子供の2遺体が見つかった。アサ子さんが寝起きしていた1階南側の和室付近が激しく燃えており、同署はこの辺りから出火したとみて詳しく調べている。
近所の人の話によると、東さん宅は1階に東さん夫婦とアサ子さんの3人、2階に江口さん一家7人が暮らしていた。出火直後、玉喜さんと慎二さんはいったん家の外に避難したが、中に残っていたアサ子さんと子供を助けるために2人とも家の中に戻ったという。避難した晴美さんと他の子供3人のうち二男大祐(たいすけ)ちゃん(5)が足に軽いやけどをした。
世帯主の東さんは旅行のため同日午前4時ごろ、福岡空港に向かうため家を出て不在だったという。
(毎日新聞) - 10月21日17時14分更新
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□仲良し大家族に悲劇 豊前5人焼死 孫託し再び火中へ 炎と煙一気に襲う [西日本新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061021-00000022-nnp-l40
仲良し大家族に悲劇 豊前5人焼死 孫託し再び火中へ 炎と煙一気に襲う
21日早朝、福岡県豊前市市丸の東陽一郎さん(69)方で上がった火の手は、瞬く間に古い木造家屋を火炎で包んだ。行方が分からなくなっている東さんの妻玉喜さん(67)は一度は逃げ出しながら、家族を救うためもう一度、火の中に飛び込んだという。10人家族のうち5人が遺体で見つかる悲劇に、駆け付けた近所の人から嗚咽(おえつ)が漏れた。
「ドカン、ドカンと爆発するような音がした」。火事に気付いた近所の住人は声を震わせた。消防も消火活動が精いっぱい。とても逃げ遅れた人を助け出せるような状況ではなかったという。
出火直後、孫を抱いて出てきた玉喜さんは近所の人に子どもを手渡すと、姿を消した。一家の知人の若本泰弘さん(54)は「旅行を取りやめて帰宅した東さんから『妻はいったんは家の外に出たが、足腰が悪い母(アサ子さん)を助け出そうと、また家の中に入った』と聞いた」と話した。
一家は4世代同居の10人家族。子どもの笑い声が絶えず、玉喜さんはいつも「5人も孫がいるから楽しい」と笑顔で話していたという。大分県中津市から駆け付けた玉喜さんの弟夫婦は「17日に会ったばかり。こんなことになるなんて…」と言葉を失った。
亡くなったとみられる江口慎二さん(37)の三男莉記ちゃん(3つ)と二女小梨伽ちゃん(2つ)、けがをした二男大祐ちゃん(5つ)が通う同市のちづか保育園に悲報が届いたのは午前8時すぎ。保育士の女性が玄関で泣き崩れた。
奥村秀喜園長によると、9月30日の運動会には家族全員で応援に来た。小梨伽ちゃんはクラスで一番元気な子だった。莉記ちゃんも運動会でかけっこやリレーを楽しんだという。
現場に走った奥村園長は母親の晴美さん(38)を見つけた。「晴美さんは『大変なことになった。自分だけが助かって…』と泣き崩れ、その後は放心状態だった。慰める言葉がなかった」と肩を落とした。
=2006/10/21付 西日本新聞夕刊=
(西日本新聞) - 10月21日17時7分更新