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(回答先: 小林被告の死刑確定=「世の中変わらないから」−控訴取り下げ [時事通信] 投稿者 white 日時 2006 年 10 月 11 日 09:00:59)
マスコミでは何度も「控訴しない死刑囚」を報道しているが、自分の見た限り只の一人も何等コメントしたキャスターは居ないのは何故か。
「命乞いを繰り返す憎むべき犯人」という視聴者に解り易い画面が得られなかったからか。だがこれではまるで、
「何をしても世の中変わらない。次の児童殺人も必ず起きる」
という犯人のメッセージを肯定している様な物だ。
あえてこうしたケースについて引用できるものなら池田小学校事件の「宅間守」と「大久保清」への曽野綾子のコメントがある。但し、死刑囚の心に「神を見た」というのは些か穿ちすぎに思える。
「天井の青」JLPP | Japanese Literature Publishing Project
http://www.jlpp.jp/list/works15/column.html
小林被告について見れば、1審での証言からも明らかに「反省」や「謝罪」を避けるための死刑希望であると見て取れる。
□女児誘拐殺人で初公判、小林被告「早く死刑判決を」[日経] あひるのおかあさん
http://www.asyura2.com/0502/nihon16/msg/423.html
最後は自殺した「てるくはのる」等も含め、こうした「自爆型犯罪」は、死刑乱発でも防げない。今後繰り返させない為には、事件を忘れず分析する事がまず必要になる。
そのために終身研究材料として犯人を生かしておける仕組みが必要とコメントせねばならん。しかしそれを言えば、「憎むべき犯罪者を抹殺しないのか」との批判に晒されることになる。それが2つ目の理由か。
「本当に繰り返さないこと」がマスコミ的に利益かどうか、が理由でないことを祈る。