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□[産科医わいせつ]「通常の診療行為」と無罪主張 福岡地裁|毎日新聞
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2529111/detail?rd
[産科医わいせつ]「通常の診療行為」と無罪主張 福岡地裁
女性患者に診療を装ってわいせつ行為をしたとして、準強制わいせつ罪に問われた福岡市中央区大手門、産婦人科医、平嶋仁博被告(42)の初公判が4日、福岡地裁(鈴木浩美裁判長)であり、起訴された3件のうち2件について審理入りした。平嶋被告は起訴事実について「通常の診療行為でわいせつ目的はなかった」と否認し、無罪を主張した。
検察側は冒頭陳述で「通常の内診方法から逸脱した行為で、わいせつな意図があったのは明らか」と主張した。平嶋被告は「産婦人科医として普通の行為であり、なぜ犯罪になるか分からない。大変な誤解だ。突然逮捕されて驚いている」と述べた。
起訴状によると、平嶋被告は4月4、11日、自身が院長を務める同市中央区大名の平嶋ウイメンズクリニックで、来院した16歳と17歳の少女2人に診察を装って下半身を触ったり、デジタルカメラで写真を撮るなどのわいせつ行為をした。
被害届を受けて捜査した福岡県警は、診療行為の限度を越えていると判断。4回にわたって準強制わいせつ容疑で逮捕した。福岡市医師会は9月26日付で平嶋被告を除名処分にしている。【木下武】
2006年10月04日13時08分