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□柴犬「ゴン」:特技は空き缶拾い 散歩しながらクリーン作戦−−伊勢 /三重 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070509-00000005-mailo-l24
柴犬「ゴン」:特技は空き缶拾い 散歩しながらクリーン作戦−−伊勢 /三重
5月9日11時0分配信 毎日新聞
伊勢市旭町の「フジサト動物病院」(春日佐和子院長)で飼われている、雄の柴犬「ゴン」は散歩の途中、道端に落ちている空き缶などを拾う特技を誇る。空き缶をくわえながら歩く姿に道行く人たちは「利口なワンちゃんだこと」と感心することしきりだ。【大原隆】
ゴンは、03年5月初め、同病院の広場に迷い込んできた。ゴンは診察を受けにきた犬にかみついたりするためスタッフが保護した。首輪を着けていたため、春日院長が保健所に迷い犬の捜索願が出されていないかどうかを問い合わせたが、該当する届けはなく、がっしりした体形から「ゴン」と命名して飼い始めた。
保護した当初から散歩に連れて行くと、道端に捨てられているコーヒーの空き缶やジュースのペットボトルをくわえた。口から容器を外してやると次の空き缶などをくわえ、技を磨いた。病院に戻ってからは、拾ってきたペットボトルのラベルとふたを食いちぎり、残っているジュースなどをなめるようになり、ジュースを飲みたいとの思いがペットボトル拾いを繰り返すらしい。毎日午前8時と午後5時の散歩の際には、一目散に走ってくわえる姿が幾度も見られ、近所の話題を集めている。
ゴンは空き缶を拾うというクリーン作戦のほか、体長約70センチ、体重約16キロという立派な体格を生かし、手術で輸血用の血液が必要な時は、血液も提供。「手術を受けた犬の飼い主からはドナー犬として感謝されている」という。
春日院長は「迷い込んできた時は1歳くらいだった。犬は大事と思った物をくわえて持ち帰ったり、隠したりする。その思いが長く継続しているのでしょう」と話している。
〔三重版〕
5月9日朝刊
最終更新:5月9日11時0分