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□オダジョー&りえがW降板 [サイゾー]
http://news.livedoor.com/article/detail/3139602/
オダジョー&りえがW降板
2007年04月28日00時01分
公開中の映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』で主演を務めるオダギリジョー。公開予定の映画を多数控え、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの彼に、あるトラブルが発覚した。
「主演として撮影開始寸前だったある映画を、昨年末にオダギリがドタキャンしたんです。相手役の宮沢りえも後を追うように降板を決め、企画は中断しました」(映画製作会社スタッフ)
その映画とは、安藤尋監督の『別れたる妻に送る手紙』。作家と妾の関係を描いた時代ものだったというが、オダギリはなぜ降板に至ったのか?
「この作品の衣装を担当する予定だった、スタイリストの北村道子が降板したことが理由でしょう。安藤監督の前作『僕は妹に恋をする』を見た彼女が、同作でカメラを担当し、今作でも撮影を予定していたカメラマンの技量に不満を持ち、プロデューサーに『あいつを使うな』と言いだした。それで揉めて、最終的に北村氏が降りることになったようです。これに、オダギリの所属事務所『鈍牛倶楽部』代表の國實瑞恵氏が納得せず、即座にオダギリの降板を決めたとか」(同)
鈍牛の國實氏といえば、古くから芸能界にかかわるやり手。オダギリ主演のドラマ『時効警察』(テレビ朝日)も彼女の持ち込み企画というから、敏腕ぶりは確かなものである。オダギリの降板に関しても、芸能ビジネスに長けた彼女なりの考えがあったようだ。
「北村道子といえば、業界では大物。
妥協を許さないプロ意識と、独特の衣装デザインは、浅野忠信やUA、宇多田ヒカルなど、アーティスト肌のタレントたちから強い支持を受けている。
事務所がこの映画を受けたのは、北村と仕事ができるからという部分が大きかったのでは?」(芸能事務所関係者)
しかし、今年3月から撮影開始予定だったという映画を降板するとは、穏やかでない。やはり、売れっ子であることをかさに着たオダギリ側、北村側のわがままなのだろうか? 芸能事務所関係者は、
厳しい口調でこう続ける。
「うまい落としどころを見つけられなかった製作側プロデューサーの責任ですよ。関係各所の要望を聞き入れ、製作をスムーズに進行させることこそプロデューサーの仕事。北村氏や國實氏のようにこだわりの強い人たちがかかわるのであれば、なおさらです」
今回の件について、製作を担当した「オフィスシロウズ」は「そのような事実(降板)はない。キャスティングは未定だが、現在も製作は進行中」と完全否定。一方の鈍牛倶楽部からは、
本稿執筆期限までに回答は得られなかった。
さて、國實氏の人となりを示すエピソードとして、こんな話もある。
「昨年10月に、映画『東京タワー』の撮影終了の打ち上げがあったんですが、その席で、酔った國實さんが同作の原作者、リリー・フランキーのマネージャーのBJさんにキレてたんですよ。
原因は、この打ち上げの2週間前に、今年1月からの放送が決まった、フジの月9ドラマ『東京タワー』にあったみたいです」(映画製作スタッフ)
元極楽とんぼ・山本圭一の淫行騒動で一度流れ、ケチがついてしまったスペシャルドラマ版『東京タワー』。その上、
・数字の取れない男・速水もこみちの主演で、映画版公開直前の3月まで連ドラ版を流されては満足な宣伝もできないと、國實氏は不満に思っていたという。しかし、作品のドラマ化権はフジテレビが取得しており、國實氏もリリー氏も、この決定に逆らえるものではない。
「國實さんは、このドラマ化の件を知っていたのに、フジが発表するまで自分にそのことを知らせてこなかったリリー側に対して怒ってたんです。嘘でもいいから、事前に『この時期の放送はやめてくれと言ったが、無理だった。申し訳ない』とでも断りを入れておけばよかった。それをわかっていたからこそ、BJの隣にいたリリーも、うつむいて黙っていたのでしょう」(同)
北村氏しかり、國實氏しかり、女手ひとつで芸能界を生き抜くには、強い信念が必要なのだろう。芸能界の女帝たちは、・オカン・よりも強く、たくましいのである。 (エリンギ)