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□<八百長疑惑訴訟>日本協会側と講談社側は全面的に争う姿勢 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070405-00000071-mai-spo
<八百長疑惑訴訟>日本協会側と講談社側は全面的に争う姿勢
4月5日17時54分配信 毎日新聞
雑誌「週刊現代」による大相撲の八百長報道で名誉を傷つけられたとして、日本相撲協会と横綱・朝青龍ら力士17人が総額4億7300万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が5日、東京地裁であり、原告の協会側と被告の講談社側は全面的に争う姿勢を示した。
講談社側は、「八百長報道は虚偽」と協会側が主張する点について争う意思を示した答弁書を提出。講談社側代理人は「親方衆を集めて議論し、委任状を集めたと聞くが、原告各人に名誉棄損の認識や訴訟遂行の意思はあるのか」などと主張。訴訟が協会主導で、力士各人に原告適格があるかどうかについても言及。力士個人の意思を確認する陳述書提出を協会側に求めた。
協会は、3日にも北の湖理事長と連名で総額1億2000万円の民事訴訟を起こした。さらに幕内下位で八百長力士とされた15人も提訴する構え。賠償額は各力士1000万円程度と見込まれ、訴訟が併合されれば総額約7億円を超す。
法廷では講談社側代理人が「(協会を含めて原告が)18人になるとは思わなかった」と、人数の多さに驚く場面も。力士が週刊誌報道を巡って名誉棄損に関する民事裁判を起こした例としては旭鷲山が小学館(01年5月に和解)を、貴乃花親方が光文社(昨年9月に貴乃花親方側が勝訴)をそれぞれ訴えた例はあるが、和解金や賠償額はともに200万円。金額の大きい訴訟だが、立証が難しい「八百長相撲」に対し、裁判所がどのような判断を下すか、注目される。
第2回口頭弁論は5月31日午後、同地裁で行われる。【上鵜瀬浄】
最終更新:4月5日18時12分