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http://blogs.yahoo.co.jp/yfqsx494/30348746.html から転載。
イーストウッド監督に仏勲章=シラク大統領、「硫黄島」も評価
2007/4/1(日) 午前 11:31
【パリ17日時事】米の映画監督・俳優のクリント・イーストウッド氏(76)が17日、フランスのシラク大統領から最高位のレジオン・ドヌール勲章を受章した。
仏大統領府で行われた授賞式で同大統領は、「あなたは最良のハリウッド映画を作り上げた」と絶賛。特に、同氏が監督し渡辺謙が主演した映画「硫黄島からの手紙」について、「ヒューマニズムのよい教訓だ」と評価した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007021700337
[パリ 17日 ロイター] フランスのシラク大統領は17日、米映画監督・俳優のクリント・イーストウッド氏(76)に対し、レジオン・ドヌール勲章を授与した。同氏が監督した映画が「博愛の教訓」になったことを評価している。
仏大統領府(エリゼ宮)で行われた授章式で同大統領は「大西洋のこちら側では、あなたは最高のハリウッドの体現者です」と称賛。フランスでも多くの観客がイーストウッド監督の映画に感動していると述べた。イーストウッド氏は「父親からの星条旗」や「硫黄島からの手紙」を監督した。
大統領はさらに、両作品は盲目な武力行使がもたらす行き詰まりを表現していると指摘。「われわれの良心の特別な場所を揺さぶり、博愛のよい教訓になっている」と述べた。
「硫黄島からの手紙」は、フランス国内で間もなく公開される。同監督は、第79回アカデミー賞の監督賞にノミネートされている。
http://today.reuters.co.jp/news/articlenews.aspx?type=entertainmentNews&storyid=2007-02-18T161827Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_JAPAN-247622-1.xml&src=rss
昨夜NHKでクリント・イーストウッドの特集をやっていた(再放送)。
1930年生まれの彼は13歳から家計を助けるために働き、朝鮮戦争で徴兵されたあと、オーディションを受けて映画界に。5年間の下積み生活を経て「ローハイド」でTVスターの座を手に入れる。
彼は「ダーティハリー」のようなマッチョな男のイメージがあるが、インタビューを見たところでは冷静で思慮深い人間と感じた。
下積み時代を苦労したと言わずに、「無名だったからこそ業界や人間をオブザーバーとして観察できた貴重な時期だった」と肯定的に捉えている。
また、貧しい家庭を支えるために13歳から働いていた事についても「人は苦労して働くもの、それが普通」という人生観をもったという。
彼は「荒野の七人」の成功後、自ら「マルパソ(茨の道)・プロダクション」という制作会社を設立し、ハリウッドメジャーの思惑に左右されない独自の作品を制作しつづけている。
1992年の「許されざる者」で彼の映画監督としての評価は決定的となったが、どの作品も興行的に成功したものばかりとは限らない。地味な企画が多いだけに、「ミリオンダラー・ベイビー」も製作資金の捻出に苦労したという。今回の硫黄島二部作も、スピルバーグと組んだことは大きいが、同じように製作資金の調達に苦労したようだ。実際の所この二部作は興行的には今のところ失敗しているといえる。
転載元: 夢現日記