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□どこまで駆ける? 超大作「蒼き狼」の大いなる賭け [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_02/g2007022303.html
どこまで駆ける? 超大作「蒼き狼」の大いなる賭け
“コケて真っ蒼”はなさそうだが…
製作費30億、宣伝費10億、4カ月のオールモンゴルロケを決行と、史上最大規模で制作された「蒼き狼〜地果て海尽きるまで」(3月3日公開)のワールドプレミア試写会が22日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われた。50人の騎馬隊とともに、製作総指揮の角川春樹氏(65)、監督の澤井信一郎氏(68)、主演の反町隆史(33)、菊川怜(28)らが華々しく登場。会場に集まった250人のマスコミ関係者を“史上最大スケール”のサプライズの渦に巻き込んだ。
あいさつに立った春樹氏は、「今まで67本映画をつくってきたが、今回の作品は私と澤井信一郎さんで作った最高のエンターテインメント。これは、自分にとって闘いの映画だと思っているので、どうせなら大規模で、最大級の宣伝費で闘いたい。負ければ、あとはすべて自分の責任だと思っている。賭けの様相もあるが、本望だと思っている」と力強く語った。
史上最高の宣伝費というだけに、名古屋、大阪など、全国を回るキャンペーンやイベント活動、コンビニエンスストアや東京メトロともタイアップした宣伝活動を実施する。公開規模は、実写の邦画史上最多となる442スクリーン。さらに、ヨーロッパ49カ国を含む、世界60カ国の上映が決定しているという。
映画ジャーナリストの大高宏雄氏は、「角川氏は、時代の空気をうまくつかんでヒット作を送り出す、成功する打率が極めて高いプロデューサー。人望があり、映画に対するパッションに賛同する人も多い。今回も協力している企業がたくさんありますし、興行収入30億は超えるでしょう」とその手腕を評価。
その一方で不安もある。「チンギス・ハーンに対して日本人がどれほど関心があるか。興行収入50億を超えるヒットとなった前作『男たちの大和/YAMATO』ほどのヒットは厳しいかもしれない」と大高氏は語る。
チンギス・ハーンを演じる反町は、「4カ月スタッフ、キャストが汗水たらして、作りました。生きるという意味を強く訴えたい」と自信満々。また、その妻を演じる菊川は、「夫や子どもへの愛、モンゴルの女性の生き方を大切に演じました」と作品への思い入れを語った。
果たして、どこまで興業成績が伸びるか、注目だ。
ZAKZAK 2007/02/23