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□あの人は今こうしている 吉田三奈 [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/entertainment/music/story/26gendainet07021987/
あの人は今こうしている 吉田三奈 (ゲンダイネット)
旧ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団を舞台にしたKSD事件が起きたのは00年。故古関忠男元理事長が事業団の資金を不正流用したとして告発され、政治家が逮捕される政界汚職にまで発展した。同事件で紅一点、登場したのが歌手の古田三奈さん。“古関の愛人”と書き立てられた。今どうしているのか。
会ったのは錦糸町駅から歩いて3分、駅前通り裏手の繁華街にあるカラオケパブ「約束」。古田さんがママをしている店だ。
「オープンして3年目になります。以前はフィリピンパブやっていたんですが、女のコを使っているとストレスがたまり、この店に衣替えしました」
古田さん、こういってほほ笑んだ。店は約10坪。客席はカウンター、テーブル合わせて25席ほどで、カラオケ用の小さな舞台がしつらえてある。
「歌の仕事がないときは必ずお店に出ます。ウチに見えるお客さんはみんなワタシのファンなものですから。前の店のときはまだ例の騒ぎがくすぶっていて、よく写真誌の記者さんが客を装って出たり入ったりしてました。今はそんな嵐も去り、週末なんかファンクラブの集いみたいに盛り上がっています」
「例の騒ぎ」とはむろんKSD事件のことだ。事件が発覚するや、古田さんは故古関忠男理事長の「愛人」として一躍“時の人”になった。
「ホント、デタラメを書き立てられ、ひどい目に遭いました。もう報道被害もいいところ。真相は当時、KSD幹部の一部に古関さんのことを良く思わない人たちがいたらしく、そこからデマが流されたんです。古関さんのことですか? 娘のように可愛がってもらい、感謝しています。でも、絶対愛人なんかじゃないですからね」
古田さんは94年、本名の「後藤ゆうこ」で歌手デビューするもヒット曲に恵まれず、98年、現在の芸名で再デビュー。同時にKSDのイメージガールとなった。
「再デビュー後はシングルを3枚リリースしました。これも事件後、KSDが15万枚買い取ったとして悪口を書かれました。でも、3枚ともKSDのイメージソングとして制作したものでしたもの。なんで騒ぐのか不思議でしたね。印税? そんなものはありません。事務所から毎月30万円のお給料をいただいていただけ。ワタシ、7年前に35年ローンでマンションを購入し、母と2人で住んでいるんですが、まだ3500万円も残っているんです。もし印税が入っていたらとっくにローンを返してますよ」
02年にはヘアヌード写真集を出し、話題に。
「最初はためらいましたね。ただ、写真集を出すのはいましかないかなと思い、それで撮ってもらったんです。決して仕事のための話題づくりじゃないんですよ。仕事は先日、ある方の叙勲パーティーに呼ばれ、あと、相撲甚句の会から声がかかり、歌ってきました。これからも地道に活動していこうと思っています」
【2007年1月23日掲載記事】
[2007年1月26日10時00分]