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□事務所の一分で?キムタク辞退 [スポーツニッポン]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061220-00000018-spn-ent
事務所の一分で?キムタク辞退
12月20日6時3分配信スポーツニッポン
SMAPの木村拓哉(34)が、第30回日本アカデミー賞の優秀主演男優賞の受賞を辞退した。日本アカデミー賞協会が19日、都内で行った各部門の優秀賞の発表会見で明らかにした。木村が主演した「武士の一分」は、作品賞など最多の12部門で優秀賞を受け、ヒロインを演じた檀れい(35)が新人俳優賞を受けるなど席巻したが、“完全制覇”にはならなかった。
同協会は、優秀賞発表後の補足説明で「木村拓哉さんは主演男優賞を辞退されました。所属事務所の方針で、最優秀賞をほかの人と競わせたくないとのことです」と明らかにした。日本アカデミー賞は協会員約4400人の投票で、作品賞など正賞15部門の優秀賞(各5作品または5人)と新人俳優賞(男女各3〜5人)を決定。来年2月16日に都内で行われる授賞式で、それぞれの最優秀賞が発表される。
同協会の事務局長を務める東宝映画社長の富山省吾氏は「ここ1週間の間に配給会社などを通じて(木村側に)打診をしたが、いい返事をもらえなかった。われわれとしては一緒に(授賞式の会場に敷かれる)レッドカーペットを歩いてほしかったが、事務所の見解は尊重すべきと判断した」と説明。「これまで“授賞式に出られず申し訳ない”などの理由で辞退した人はいたが、このような理由では前例がない」と困惑気味。主演男優賞は木村の辞退で次点の俳優が繰り上がった。
木村が所属するジャニーズ事務所は、90年頃から音楽や映画などの賞レースから“撤退”。SMAPは03年に「世界に一つだけの花」が大ヒットし、日本レコード大賞の候補に挙がったが「歌詞の中にあるように“ナンバー1”を目指すよりも“オンリーワン”を大切に歌ってきた。そのメッセージを貫きたい」との理由でノミネートを辞退した。
「武士の一分」の優秀賞受賞は作品賞など12部門で、「フラガール」(10部門)を上回り最多。正賞外の新人俳優賞にも檀が選ばれ、対象外の外国作品賞、アニメーション作品賞を除くすべてを制覇する勢いだったが、主演男優賞だけ欠けた格好となった。
授賞式では関口宏(63)と吉永小百合(61)が司会を務めることになり、この日の発表会見にも参加した。
最終更新:12月20日6時3分