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□愛ちゃん勘違い終戦、メダルなし/卓球 [日刊スポーツ]
http://topics.sports.livedoor.com/article/detail-3726822.html
愛ちゃん勘違い終戦、メダルなし/卓球
<アジア大会:卓球>◇5日◇ドーハ
愛ちゃんが、とんだ勘違いでメダルを逃した。卓球の福原愛(18=青森山田高)が藤沼亜衣(24=ミキハウス)と組んで出場した女子ダブルス準々決勝で、帖雅娜、張瑞組(香港)にフルセットの末に2−3で敗れた。準々決勝から4セット先取の7セットマッチと思いこみ、第5セット直前に3セット先取の5セットマッチと気付くというミスが敗戦につながった。直後のシングルス準々決勝でも帖に3−4で敗れてメダルなし。02年の釜山に続く2度目のアジア大会は、ほろ苦いものになった。
まさかの勘違いが、メダルなしという屈辱につながってしまった。シングルス準々決勝の帖戦の敗戦が決まった瞬間、福原は顔をしかめた。「日本が1個もメダルを取れなかったことに、すごく責任を感じています」。小さな体が、さらに小さく見えた。
1つの「事件」が流れを変えた。ダブルス準々決勝の第4セット終了後のことだ。審判の「ファイナルセット」の声に福原と藤沼は顔を見合わせた。「準々決勝から7セットマッチだと思っていたから動揺した」(藤沼)。第4セットを奪い2−2に追いついた勢いをそがれ、粘りは見せたものの第5セットを失った。
近藤監督は「(準々決勝から)7セットマッチと書いてあった」と話したが、大会規則ではダブルスは準決勝から7セットマッチ。単なる確認ミスだった。福原のシングルスは、そのショック覚めやらぬ45分後。「全く影響はなかった」と気丈に答えたが、失った流れは変えられなかった。
シングルスでは過去3勝5敗で世界ランク6位(福原は同15位)の帖相手に意地を見せた。一時はリードも奪った。自身を進歩させるため、開発中の外に逃げていくサーブを試すなど挑戦した。それと同時に、課題も露呈した。団体1次リーグ最終戦の韓国戦で2敗したのも、この日の帖戦もフルセットで敗れた。最終セットの戦術、そしてカット型への苦手意識克服…。「課題も見えたし、成長できた大会だった」。北京五輪まで1年8カ月。この悔しさを栄冠への糧にするしかない。【菅家大輔】
2006年12月06日 09時50分