| Tweet |
□大悪党・諏訪魔いじめ問題に提言／全日本 [日刊スポーツ]
http://sports.livedoor.com/article/detail-3725325.html
大悪党・諏訪魔いじめ問題に提言／全日本
＜全日本：新潟大会＞◇２８日◇長岡市厚生会館◇２０００人
ヒール軍団ブードゥーマーダーズの諏訪魔（３０）が、世間で深刻化するいじめ問題に提言するという、意表を突く行動に出た。全日本の長岡大会に出場した２８日に突然、高校時代にいじめに遭っていたことを告白した。この日は世界最強タッグ決定リーグ戦で、ロージーと組み武藤、川田組と対戦。２３分２１秒、優勝候補から大金星を挙げた。いじめられっ子も変われることを、身をもって示した。
何を思ったか、突然のカミングアウトだった。「オレはなあ、高校の時にいじめられてたんだ。毎日吐いて下痢も止まらなかった。登校拒否寸前だった」。真っ赤に染めた髪、黒光りしたワニ革タイツ、人を食ったようなにやけ笑い。どこをどう見ても典型的なヒールの選手が、高校時代に、実は柔道部で壮絶ないじめを受けていたという。
そんな過去をみじんも見せず、この日は際立った強さを見せた。武藤は新日本で闘魂三銃士として、川田は全日本で四天王として、それぞれ一時代を築いたベテランだ。だが終盤、ポリタンクを持ち出し、フィニッシュを狙った武藤を殴打してカットするなど、２人のお株を奪う熟練の技を披露。ロージーのフォールをアシストした。「見たか、これが実力だ。三銃士と四天王を超えたぞ」と胸を張った。
全観衆を敵に回すほどの憎らしい勝ち方こそ、諏訪魔の狙いだ。高校入学時、身長は現在とほぼ同じ１８５センチ超だったが、体重は約４０キロも軽い８０キロ程度。長身で目立つが細身の諏訪魔が、いじめのターゲットになるのに時間はかからなかった。県内屈指の強豪校に推薦で入学し、逃げ出すわけにもいかず悩み抜いた。
それが今や、泣く子も黙る大悪党に変身した。「テレビで偉そうなことを言ってるやつには嫌気が差す。いじめがなくなることはない。きれい事を言うな。結局、逃げちゃダメなんだよ。オレを見て、人間はこれだけ変われるということを知れ」。最近、世間を騒がせているいじめ問題に、黙っていられず、思わず立ち上がってしまった。
いじめられっ子の来場も呼びかけ「金さえ持ってくれば、いつでもアドバイスしてやる」と、もはや良い人なのか、悪い人なのか分からない。そんな熱い姿勢に地元神奈川県から講演依頼もきている。いじめられっ子代表は、世界最強タッグ制覇で、さらなる存在感を見せつける。【高田文太】
2006年11月29日 09時43分
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,ＭＬを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。