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□将棋連盟から女流棋士が独立…来春にも自主運営 [スポーツ報知]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2767491/detail?rd
将棋連盟から女流棋士が独立…来春にも自主運営
将棋の女流プロ棋士らが所属団体の日本将棋連盟を離れ、独立する意思を固めたことが24日までに明らかになった。12月1日には女流プロの臨時総会を開催、同日、将棋連盟に申し入れし、協議に入る。女流名人位戦などタイトル戦も自主運営したい意向で、来春の旗揚げを目指す。
女流プロが独立に向けて意思を固めたのは自らの経済基盤を確立するためだ。女流プロが誕生したのは33年前。男性棋士らとともに社団法人の日本将棋連盟の傘下に入り、女流タイトル戦を戦う一方、将棋イベント参加などで将棋普及に努めてきた。しかし、待遇面は男性陣と大きく異なっている。男性棋士らはプロと認められれば、将棋連盟の会員として給料も支給され、福利厚生面で一定の処遇も受けられる。
これに対し女流は、会員になれず男性同様の待遇が得られていない。そんな事情を背景に独立の機運が高まった。また、テニス、ゴルフなどに女子プロの確立した世界があるように、女流にもそれがあっていいのではないか−という価値観も大きな動機付けとなった。こうして、今年の春ごろから準備作業をスタート。女流内部の意思確認を深めるとともに、都内に事務所や対局場なども物色、ここへきて態勢が整った模様だ。
ある関係者はいう。「女流将棋は女子のプロスポーツと同様、分かりやすい内容で一般に受け入れられるはず。彼女たちの活動は普及に大きな役割を果たす」独立にエールを送る声が出ている。
◆女流棋士 1974年、女流プロ名人位戦が始まり、計6人の女流棋士が誕生。現在プロは50人。女流棋士になるためには、かつては一定の実力と棋士の推薦があればよかったが、84年に育成組織として女流育成会が発足。現在は、同会に入会(入会資格は29歳以下の女性)し、所定の成績を収めれば、女流棋士となることができる。また奨励会に入会して2級以上で退会した場合にも、退会時の段級位で女流棋士となることが可能。89年、女流棋士発足15周年記念パーティーの成功を機に女流棋士会が発足。
2006年11月25日08時15分