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□あの人は今こうしている 江木俊夫（フォーリーブス） [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2762840/detail
あの人は今こうしている 江木俊夫（フォーリーブス）
昭和４０年代に活躍した、“歌って踊れる”アイドルグループといえば「フォーリーブス」。女のコたちの黄色い声援を浴びるのを横目で見ながら、フンと思った向きも多いだろう。フォーリーブスの中でもリーダー格で人気があった江木俊夫さん、今どうしているのか。
江木さんと会ったのは、東京メトロ東銀座駅からすぐの喫茶店。５４歳とはとても思えないスリムな体に、ドルチェ＆ガッバーナの白いシャツ、ドン小西デザインの白いパンツ、サングラスと“ザ・芸能人”というファッションで現れた。
「去年１１月まで６４キロあったのを落とし、今は５４キロ。フォーリーブスのファンの人たちが“やせたほうがいい”っていうんで、ハハハ」
ハァ、フォーリーブスのファン？
「４年前に再結成したんですよ。ヤフーの“再結成させたいグループ”の投票で断トツ１位になってるって聞くし、それまで１０年間、ウチの会社でコマーシャル制作させていただいていた、『ビクトリア』ってスキー・ゴルフの用品店がコマーシャル打ち切りを決めたんで時間もできた。そういうタイミングで再結成の話が持ち上がり、じゃあ１年間だけやってみようか、となりました。それまではフォーリーブス時代のことは早く忘れ、地に足が着いた第二の人生を歩みたいと思ってたんですけどね」
結局、ファンの要望でずっと活動が続き、シングル３枚、アルバム１枚と新曲までリリースしちゃったそうな。今やコンサートは年４０回とか。
ところで、江木さん、フォーリーブス解散後はＣＭ制作会社を経営していたのか。
「解散して３年ぐらいはドラマに出てました。その後、会社を興し、芸能プロダクションとして武田久美子や風間トオルのマネジメントをする一方、ビクトリアのコマーシャルを作ったりしてたんです。今はフォーリーブスの活動をメーンにしながら、個人としてのタレント活動、それから宝石のデザインをしてます。『ティモア』ってブランド名で、年６回、ホテルで展示即売会をしてるんですよ」
身に着けている１２０万円のダイヤの指輪、２００万円のブレスレット、７０万円のネックレスも「ティモア」の商品だそうだ。ウ〜ン、マブシ過ぎる。
「再結成したら、ボクたち４人はライバルではなく“運命共同体”、同じ話で盛り上がれる友達でもあると気づいた。ええ、プライベートでもゴルフしたり、飲みに行ったりします」
２９歳のとき、一般の女性と結婚。２０歳のひとり娘と３人で世田谷区内に暮らす。
「女房と子供は、ボクが不祥事をしでかしてしまったとき（平成１１年、覚醒剤取締法違反で懲役２年６月、執行猶予５年の判決を受けた）も、“あなたは軽率だけど、悪人だとは思ってないから”と言ってくれた。あれで救われました」
１２月１日には大阪厚生年金会館芸術ホールでコンサートを行う。
【2006年11月21日掲載】
2006年11月24日10時00分
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