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□醜聞を吹き飛ばす信念の人 有森裕子 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2743494/detail
醜聞を吹き飛ばす信念の人 有森裕子
民主党の「隠し玉」なんだとか。出身地・岡山からの出馬を打診していて、「県内で一番の有名人をブツケられたら、自民党の対抗馬・片山虎之助参院幹事長はひとたまりもない」(政界事情通)などといわれている。
なにしろ、「信念の人」だ。最近はマラソンランナーとしてより、運動選手の権利奪還者として注目されている。有森が権利意識に目覚めたのは92年、バルセロナ五輪で銀メダルを獲得した直後のこと。外国のトップランナーは自らスポンサーを確保し、レースで賞金を得て生計を立てているのに、日本のアマ選手はJOCや陸上競技連盟がカベになって自由な活動ができない。このままでいいのか、という思いに駆られて96年、「プロ宣言」した。
当然、陸連は面白くない。有森のCM出演やレースイベントへの参加に口こそ挟まなかったが、登録選手から外した。互いの話し合いが何度も持たれ、有森だけが「特例」として登録復帰がかなったのが2年後のこと。今では当たり前のようになっているアマ選手の「商業活動」は、すべて有森が「前例」として勝ち取ってきたものである。交渉能力は特筆モノだ。
有森といえば「ガブちゃん」にも触れざるを得ない。98年に電撃入籍した夫のガブリエル・ウィルソン氏のことだ。入籍の直後、金銭トラブルやゲイ・スキャンダルが発覚し、「離婚は時間の問題」と騒がれた。約1年間の別居を経て、現在は元のさやに収まっているが、選挙ともなれば、また蒸し返されることは火を見るより明らか。
もっとも、そんなことにヘコたれる有森ではない。これまでいくつもの難関をくぐり抜けてきた。生まれたときは先天性股関節脱臼で数カ月間、カエルのように固定されていた。もちろん、子供の頃はスポーツが苦手。ついでに勉強もダメで、優等生タイプの兄にいつも劣等感を抱いていた。ひょんなことから800メートル走に興味を持ったが、高校の時は陸上部への入部すら断られた。日体大を経て、リクルートへの入社を希望したが、小出義雄監督に拒否されて、「将来のマネジャー候補としてなら」の条件付きで入社を許された。それが五輪で2度のメダリストだ。
現在は福祉に興味を持っていて、この18日にNPO法人「福祉支援くりの会」の特別顧問に正式就任する。国政の場にこういう人がいてもいい。
【2006年11月17日掲載】
2006年11月20日10時00分
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投稿者 white 日時 2006 年 11 月 16 日 11:15:09: QYBiAyr6jr5Ac