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□流行語候補も笑えないお笑い芸人 [スポーツニッポン]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2006/11/16/03.html
流行語候補も笑えないお笑い芸人
年末恒例の「ユーキャン新語・流行語大賞2006」の候補60語が15日、発表された。大本命とみられる「イナバウアー」「シンジラレナ〜イ」「ハンカチ王子」などに交じって、「チョット・チョットチョット」などお笑い関連4語もノミネート。ただ、表彰対象のトップ10に選ばれると翌年以降は人気が低迷するジンクスもあり、お笑い芸人としては手放しでは喜べないようだ。
年の瀬の風物詩として、1年を象徴するフレーズを決定する流行語大賞。今年もお笑いブームにけん引されて、「がっかりだよ!」(桜塚やっくん)、「キモカワイイ」(アンガールズ)、「チョット・チョットチョット」(ザ・たっち)、デンデンデデンデン(オリエンタルラジオ)の4語が候補に上った。
05年M―1王者の「ブラックマヨネーズ」、まちゃまちゃら、今年ブレークしたライバルたちを押しのけての名誉あるノミネート。ただ、中には手放しでは喜べない芸人もいるようだ。
98年「だっちゅ〜の」(パイレーツ)、03年「なんでだろう〜」(テツandトモ)、04年「って言うじゃない…○○斬り!…残念!!」(波田陽区)など、過去に多くのお笑い芸人の持ちネタがトップ10入りしてきた。その多くが、受賞以降は新ネタに悩まされてきたのも事実。“一発屋”のイメージがつくという、複雑な事情がある。
一方、大賞の本命候補が多いのはスポーツ関連。トリノ五輪金メダリスト荒川静香の「イナバウアー」、サッカー日本代表「サムライブルー」、今季限りで引退した元日本ハム・新庄剛志氏の「新庄劇場」など豊作だ。死亡事故が相次いだ「飲酒運転」や全国の教育現場に影響を与えた「未履修」など、ここ数カ月でよく耳にしたフレーズも選ばれた。
流行語大賞事務局は「審査員によって、今月20日ごろまでに20〜30語に絞り込んでいく。その後は項目別に選定を進め、ジャンルがかたよらないようにトップ10を決める」としている。大賞を含むトップ10の発表は12月1日に予定されている。
[ 2006年11月16日付 紙面記事 ]