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(回答先: 各々方(おのおのがた),∞「固有の視座」について考察されよ! 投稿者 秋吉悠加 日時 2006 年 12 月 17 日 23:55:44)
「固有の視座」かい、いい言葉だなあ。品格が感じられるじゃねえか。しかし、そいつを「完全な視座」と対比させんのはどうかねえ。まるで「固有の視座」が不完全みてえに聞こえるぜ。
例えば、バラの花には固有の美しさがあるって言うとき、そいつを不完全な美しさとは言わねえよなあ。“固有”ってなあ固有なんで、完全だの不完全だのってえ話とは別だと思うんだがどうなんだろう。
もっとも、固有性における不完全ってこたあ有るかもな。充分に固有かどうかってえ意味よ。固有と言うにゃあチョイト月並みだなんてときよ。だが、“固有”を不完全って言うときの“完全”ってなあ何なのかねえ。固有じゃねえんだからどこにでも有るようなもんなんだろうなあ。どこにでも有るようなもんで完全なもんってなあ何なのかねえ。
もしかしたら法則だの原理だのってえ類の事かも知んねえなあ。そう言やあ誰かさんのお得意は論理とか論証だったっけ。そんな抽象的なもんに拠りどころを求めて現実から遠ざかることで何かが分かったような気になってんだろうなあ。
抽象的なもんを完全だと思ってっから固有が不完全に思えるんだろうなあ。固有ってなあ現実そのものだし、具体的なかけがえのねえもんだろうよ。まあ、大抵はそこまでいかずに中途半端な固有の中でお茶を濁してるんだろうけどよ。いや、むしろ固有から抜け出して月並みを願うほうが普通なのかも知れねえがな。
だから「固有の視座」としての主観ならてえしたもんよ。それぞれの命がけの真実と言えるんじゃねえかい。そんなもんに出会ったら誰だって感動して沈黙するんじゃねえかなあ。「固有の視座」どころか、どっかから仕入れてきた抽象的論理をとっかえひっかえ弄んでるだけの御仁が皆さんのヒンシュクをかってんだと思うんだがどうだろう。